氣よし鍼灸院の思うままブログ

大阪吹田市、御堂筋線江坂駅前徒歩2分。痛み・リウマチ、抗癌剤の副作用、突発性難聴、不妊を行う鍼灸院。氣よし鍼灸院のブログ

40代の方から出産報告と鍼灸師のラジオ番組がスタートした話

40代の方で通院されていた方から「無事、出産しました」との電話がありました。 こういう連絡は、いつもうれしいものです。

ぼくの鍼灸院は40代の方が多いのですが、年齢的にも不安も大きかったと思いますが、まずは一安心です。

 

「わざわざ連絡ありがとうございます」と伝えると、「出産したら、必ず連絡しょうと思っていましたので」とのこと。鍼灸していたことを忘れずにいてくれたことも感謝です。

 

昨年の夏、鍼灸を受けてみたいと、ご主人からの問い合わせがありました。

人工授精2回、体外受精2回、行うが妊娠することができず、悩んでいたところネットで鍼灸不妊に効果があると知ったそうです。

 

鍼灸を受けるのは、まったくのはじめて。奥様は鍼灸を受けることについては、了解を得ていますかと尋ねると、大丈夫とのこと。

 

本人ではなく、ご家族からの問い合わせの場合、たまに直前にキャンセルということがあります。嫌々やっても鍼灸の効果は落ちますので、必ず本人の許可を取っているか確認するようにしています。

 

夫婦ともに40代ということもあり、より効果的なものを積極的に取り入れたいということで、「鍼灸とレーザー」を行っている当院を選んでいただけました。

 

初診時は、当院で行っている鍼灸についてのお話、鍼灸の守備範囲をお話し、鍼灸を受けるのが初めての方には、実際に鍼を触っていただいているのですが、みなさん、鍼の細さに驚かれます。

 

 

患者さんから多い質問「他の鍼灸院との違い」

 

初診の方へは「不妊鍼灸」界隈で起きていることもお話させていただいています。 「不妊鍼灸」というだけで、なぜか、施術費用が高額になる鍼灸院もありますが、「なんで、高額になるのか? 」「何が違うのか?」などもお話ししています。

 

この話は、以前ブログでも書きましたので、詳しくはこちらをご覧ください。

http://hhttps://www.kiyoshihari.com/entry/2020/09/24/215158

 

 

 

鍼灸不妊のどういう部分に効果があるのか?

 

先月、10月より私が所属している、日本生殖鍼灸標準化機関(ジスラム)会長である中村一徳先生がメインパーソナリティをつとめるラジオ番組がKBS京都放送でスタートしました。

 

番組名は「ハリある暮らし」です。

詳しくは中村会長のブログをご覧ください。

ameblo.jp

 

鍼灸を受けたことがある人は、まだまだ少ないと思います。鍼灸について詳しく知りたいという方は、KBS京都「ハリある暮らし」をお聴きください。

ジスラムの会員が行っている不妊鍼灸について理解していただけると思います。

 

 

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鍼灸が伝統芸能になってはいけないと思うんですが

僕の鍼灸院には他の鍼灸院から移って来られる方が多い。

 

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最近はリウマチの患者さんたちが、同じ鍼灸院から来られるケースが目立ちます。

通院をやめようと思った理由をたずねると、「痛い部分に鍼をしてくれない」「ぜんぜん関係ない部分に2,3本鍼をして終わり」というものが多い。

 

転院された方の中には、手を動かしたら鍼が抜けたため、先生に伝えると「停滞していた気が通った、体が鍼をはじいたから問題ない」と言われ、「これはアカン」と思い、行くのをやめたと話されていました。

 

このような「いかにも東洋医学」な世界観が好きな人には理解ができますが、一般の人には受け入れられないのではないでしょうか。

 

ダイヤ工業さんの業界向けのしんきゅう新聞で、明治国際医療大学の伊藤先生のコラムが連載されています。最近、読んで深く感銘を受けました。私も納得、これからの鍼灸は「伝統芸能」のようではいけません。

伊藤先生のコラム記事から引用です。

 


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引用スタート

「もの」にならないと世間に認知され、広がることはありません。そのため、大前提として「もの」がきちんと確立しなければ、その先の「こと」はないということです。

鍼灸でいう「もの」は技術であり、その技術の裏打ちとなる診断システムも「もの」に含まれると考えます。しかし、鍼灸における「もの」である診断システムも、それに付随する治療技術も、多様化しすぎて統一されていません。

(ダイヤ工業 しんきゅう新聞2020/09/17 引用)

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この記事にも書かれていますが、患者さんにとっては、どのようなスタイルの鍼灸を受けようとも「鍼灸」という同じカテゴリーになってしまいます。効果がある治療もない治療もすべて同じ鍼灸として見られてしまいます。

 

 

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ぼくの鍼灸院に転院してこられた方も実際、「鍼灸のやり方はどこも一緒」と考えいましたと、話されています。見方を変えれば、「効果のある治療も、ない治療もすべて同じ鍼灸」ということになります。


鍼灸には、様々なやり方があります。 大きく分けて「伝統・古典系」と「現代医学・科学系」の2つです。20代の頃、伝統鍼灸中医学の勉強会に参加していました。実際、臨床でも使っていました。しかし患者の症状によって使い分けをしていました。

 

未病、健康維持の鍼灸であれば、「伝統・古典」でもいいのですが、頭痛、突発性難聴、メニエールのように、症状がでているものには、医学的に関係する部分に鍼をする必要があると考えています。

 

伝統系のやり方の鍼灸院に通院されていた方からよく聞く話は、「全然関係ないところに鍼をされた」「頭痛があるのに、足に鍼を2,3本して終わった」「こういうのが鍼灸なんだと思っていました」

このような鍼灸のやり方が、すべてと思われると少し問題があります。関係ない部分に鍼をするのは、普通の人には理解しがたい世界ですから。

 

このような世界観が好きな人もいますので、これはこれでいいのですが、「医療」となると、これでは問題があるんではないかと思います。

 

 

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引用スタート

痛いところに鍼をするのであればわかりやすい一方で、痛くないところに鍼をする際は、理解できない人にとっては意味が分からないため、道具としての役割さえ理解してもらえません。なぜなら効果が感じられないからです。

 

伝統芸能のような鍼灸」であれば、こういうスタイルでもよいけど、「医療としての鍼灸」でいくのであれば、治療スタイルを考えなければいけないのではないでしょうか。

 

鍼灸を「もの」にしないという選択も我々には可能です。つまり、商品としての価値を高めようとしないという道です。国民の多くが利用する医療としての鍼灸は消失することとなり、好きな人だけが利用する「伝統芸能」になっていくと思われます。

 

鍼灸が「もの」として、世間にどんなイメージを持ってもらうかというブランディングを行わなければ、世間一般に知られる医療にはならず、一部のファンが好む伝統芸能になってしまうわけです、これが「もの」しかできないことなのだと思います。

 

(ダイヤ工業 しんきゅう新聞2020/09/17 引用)

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鍼灸は「医療」ではなく、「東洋哲学」「東洋思想」なんだと、鍼灸師が考えるのであればいいと思います、自由ですから。

 

しかし、本当によくなりない、治りたい、という人にとって、「哲学・思想」で鍼灸をされることは、望まれていないのではないでしょうか。

 

こういう話をすると、業界の人で怒る先生もあいると思います。私も昔、同業者ともめたことがあります。東洋医学的な考えで、病になった背景を考えるのはいいと思います。

 

実際、私も東洋医学の話を患者にすることがあります。しかし、治療のやり方まで東洋思想で行うことには、反対です。

 

鍼灸の科学化、現代医学的に鍼灸を解明していうという話は、今から50年以上前から出ていましたし、議論もされていますが、相変わらず、議論は続いているように感じます。

 

「医療」に求められているのは、医学的、科学的な根拠、再現性です。誰がやっても同じ結果になることです。東洋の神秘でも思想でもありません。それが、鍼灸の発展でもあり、患者のためでもあると思います。

 

東洋思想、陰陽五行思想で人体を考え、手段は、エビデンスに基づいた鍼灸で対応するというのが、西洋医学にマネできない、一つ上のステージに上がった現代鍼灸なのではないでしょうか。

 

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40代の不妊鍼灸、2人方が妊娠

最近、不妊の鍼治療で来院されていた方が、同時に卒業されました。どちらの方も40代。お二人とも特に原因はなく不妊症でお困りの方たちです。

1人の方は、4ヶ月間来られて卒後。もともと他の鍼灸院には1年以上通院されていましたが、なかなか妊娠することができませんでした。

他に何か方法はないかとネットで検索されていた時、当院の低出力レーザー治療と鍼治療との併用していること知って来院されました。

 

低出力レーザーとはこういうのです。

 


大阪 吹田市江坂駅前の氣よし鍼灸院 不妊と低出力レーザー施術

 

  

 

他の鍼灸院の1回の費用がレーザーなし、鍼灸のみで1万5千円という高額。

私の鍼灸院の費用が、レーザーとのセットでも6千円と前の鍼灸院の費用と比べて半以下だったため、「あとから費用が高くなるのでは?」と、疑ったようです。

 

不妊鍼灸が高額な理由

不妊鍼灸だけが1万円以上するのは、ここ5.6年ではないでしょうか。10年前は、5千円前後がほとんどでした。

私が20代の頃は、不妊鍼灸を専門的に行なっている鍼灸院は、聞いたことがありませんでした。

なぜ、高くなったのかは治療院経営コンサルトの影響でしょう。

 

自称コンサルタント鍼灸院を経営しています。治療費は釣り上げて、宣伝広告費をかけて、儲かったことをノウハウにして販売し始めたあたりから、不妊鍼灸の料金だけが高くなりました。

 

 単価上げて、そこでの儲けを宣伝費に使えば、儲かるのはあたりまえです。

鍼灸免許取得して10年も満たない人も治療費を上げ、その売り上げ自慢がはじまりました。

では、安ければいいのか?というのも問題。安くすれば、来院患者は増えますが、その鍼灸院は確実に潰れます。経営はとても大切なことなのですが、単価を上げるというやり方は、どうも自分はやり方が好きではないですね。適正価格というものがありますから。

 

この話を書き出すと、いくらでもかけますが長くなるので、このぐらいにしておきます。

 

まさかの妊娠

 

話が大きくそれましたが、もう一人の40代の方は、当院には3年通院されました。途中、流産などでお休みの期間が何ヶ月間かありましたが、落ち着いたらまた、当院を選んでいただきました。

 

ナイーブな話なので細かくは書きませんが、某病院での鍼治療とレーザーが1万8千円だったこと、その病院での鍼治療の予約が取れないと理由で、私の鍼灸院に来られました。(病院で行う鍼治療とレーザーが高額なのは仕方がないと思います)

 

治療をはじめて5ヶ月たった頃、妊娠し心拍確認もクリアし、あと1週間で当院を卒業という時に流産。

その後もうまくいかないことが続きました。

 

この567騒動で移植は、考えていませんでしたが、卵の保管の更新日が近づいたこと、卵の質も悪いため期待をしてなかったのですが、まさかの妊娠。そしてなんとか持ちこたえ、安定期を迎えて卒業されました。

 

現在、不妊鍼灸の患者さんの中で、一番長い期間通院していただいてので、まずは一安心です。

 

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東大式鍼灸治療の勉強で思ったこと

今日はお盆ですが、先週の土曜日に引き続き東大式の勉強会に参加。

前回は東大病院の鍼灸部門の責任者である粕谷先生が「耳鳴り・難聴・めまい」の鍼灸治療について、今回は病鍼連絡協議会の代表である長谷川先生が粕谷先生の考え方、どのように論文を調べ、それをどのよう鍼灸治療に役立てるのかをレクチャー。

約3時間の講義でした。

 

知らない人もおられると思いますが、東京大学医学部付属病院では鍼灸治療を行っています。もう30年以上なると思います。

 

粕谷先生とは2015年に関西医療大学にて、ご一緒に関節リウマチについての講演をさせていただきました。

 

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東大病院 粕谷先生

 

医療医療

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医療大学 リウマチ講演

こういうご縁を頂いたこともあり、実は私の鍼灸院は東大病院のサイトで推薦できる鍼灸院としてリンクを載せていただいています。

 

acputh.umin.jp

以前は、関東方面にお住まいで1回でも来院された方で継続が厳しい方や私が主催していたセミナーに参加された方で、ご本人がご希望なら、私が直接東大病院の粕谷先生に連絡して紹介させていただくということをしておりました。

 

しかし、今はNHKの『ためしてガッテン』に粕谷先生が出演されてから忙しくなり、新規の患者受付を一時中止していたため、私も紹介は行っていませんでした。(今は受け付けているようです)

 

東洋的古典治療も大切だけど科学の視点も大切

 

鍼灸治療には様々なやり方があります。大きく分ければ古典的なやり方と現代医学的なやり方とに分かれます。古典派というのは、経絡治療、経絡の流れ、気の流れというものを診るやり方であり、現代医学的鍼灸は、解剖学、根拠に基づいたやり方になります。

私の鍼灸院は、基本的には現代医学系の鍼灸治療を採用していますが、時々、古典的なやり方も行います。

どちらがいいとは言いませんが、腰椎の4番、5番に神経根症状があるのに、そこに鍼を打たず手足だけに鍼をして終わりというのは、やはり違うかな?と思います。

 

リウマチの場合も痛みが強い人、長期間の薬の使用で副作用で内臓が弱っている人、薬だけに頼り薬が効きにくい体になった人などでは、鍼治療のやり方が異なってきます。

 

特に痛みが、3ヶ月間続いた方は「閾値の低下」も考えて鍼治療を行う必要があります。閾値を上げるには、パルス通電を行ったほうが効果が高いのは学術的論文から結果がでていることです。

 

また、セロトニンの低下も考えられるため三叉神経へ鍼治療を行うことで、脳内血流量は上がり、痛みは軽減します。

 

線維筋痛症の方へは、古典治療では限界があると思います。このような知識なく鍼を行うことで、より効果的は治療を患者さんへ提供ができるんではないでしょうか。

 

科学で治療か文学で治療か

 

昨日の講義の中で、「文学で治療をするのか科学で治療をするのか」という話がありました。

 

東洋医学は東洋哲学に基づいた治療を行うものと考える方がいると思いますが、「哲学」だけでは体を治すことはできません。『黄帝内経』 『「素問」「霊枢」』は鍼灸師にとって大切なもので、1回でも読んでおいた方がいいと思いますが、これをそのまま現代医療に使うことはできません。

 

東洋医学の数百年前の文献を読み解き、鍼灸治療を行うことも否定しませんが、まずは、現代医学・科学の学びが重要なのではないでしょうか。

 

 

そういえば、寺田寅彦の話の中に「科学と文学」の話があったように思います。文学の目、哲学者の目で医学を見ていくという話です。

 

ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹朝永振一郎の本を読むと文学的な話、描写があり読んでいて面白いものがあります。湯川秀樹は哲学や古典も読み込んでいますから。そこから新発見に繋がることもあったと思います。

 

鍼灸師も東洋哲学、東洋思想的な目で医療を行い、科学的根教に基づいた鍼灸治療を行えば、医者とは違う視点で体を診ることができ、よりよい治療を行うことができるのではないでしょうか。

 

 

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駅で倒れている人がいても無視する人たち

今朝、地下鉄の改札口から駅構内へ入ると、地べたでうつ伏せの女性が必死にもがきながら這いつくばっていました。

その横を会社員たちが見て見ぬ振りをして通り過ぎて行く。

この駅はかなり大きな駅で、たくさんの人が利用しているので、当然、多くの人たちが見ているはずだけど、みんなガン無視。

「なんでやねん、これアカンやろ!?」

 

そばに近寄り、「大丈夫ですか?」と声をかけると、大丈夫ですと小さな声で返事。

「おいおい、これ全然大丈夫ではないでしょ」と思ったので、両手を掴んで起こしてあげると、手足が不自由なようで、障害をお持ちの方でした。

さすがにこれでは、1人で起きあげることは無理です。恐らく転倒して立てなくなったんでしょう。

「どこまで行きますか?手伝いますよ」と声をかけると、壁側までお願いします、あとは壁づたいに歩きますからとのこと。

両手をつかんで、壁側まで歩行の手伝いをしました。ありがとうございます、という言葉をいただき、大丈夫というので、「では、気をつけて」と声をかけて後にしました。

ほんとムカついた

 

何でみんな無視?チラチラ見て、見なかったことにして。

小さな子供がいそうな男性、女性。

ええ歳した、おっさん、おばはん。

あんた、娘や息子いるでしょ?どんな教育してるん?

倒れている人がいたら、関わらず無視しろ、と教育してるんちゃんうけ?

 

みんな無視、無視、無視。

 

1人で無理なら徒歩5秒先に駅員いるし。なんで声をかけないねん?

アホやろほんまに。(駅員からは死角で見えない)

かかわりたくないの?そんで無視か?

 

コロナで余裕がないかもしれないけど、去年も夜の駅のホームで倒れた人がいた、その時も倒れる瞬間見ているはずだけどみんな無視していた。

しかも、すぐ隣には電車が停車していて、開いたドアから「ポカーン」とみんな見ていた。誰も声をかけない。

 

 

声をかけたが、反応がなく、頭を打ったようなので嘔吐したものを喉に詰まらせてはいけないと思い、横向きに寝かそうとしたら頭の後ろが血まみれでした。

それを見た、若い女性の方が駅員に連絡しに行ってくれたため、救急タンカーで運ばれていった。

 

いつからそんな人が増えたんでしょうかね。

あの会社員たちがどんな仕事しているんでしょうか?ろくな仕事していないでしょうね。たぶん。我がのことだけが人生ですべてなんだろうな。

 

自分だけで精一杯かもしれないが、手を差し伸べることぐらいできるでしょう。

 

余計なことと関わりたくない、そんな空気が世の中にたちこめていたら、それはそれでかなり日本はヤバイ状況でしょう。

実際、多かったワケなので、もう日本はアカン状況なのでしょう。

 

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抗がん剤の副作用、末梢神経障害への鍼治療の予約をドタキャン

本人ではなく家族が鍼治療の予約を入れた場合、前日、当日のキャンセルをされる方が多い。

今週は2人が予約日の直前でドタキャン。ちょうど、水曜日で午後からは休診で外出していたので携帯への転送で電話に出ました。あれこれ質問ぜめ。

質問内容もいつから癌になったなど発症経緯から話し出す。

「鍼をすれば効きますか」こういう質問は、やってみないとわかりません、よくなる人もいれば、ならない人もいる、抗がん剤の副作用の場合、薬の量にも影響します。

今回の方は、抗がん剤をはじめたばかりの方でした。抗がん剤の副作用への「末梢神経刺鍼」は抗がん剤をする前からすれば一番効果的と研究論文からもいわれていますと説明。

外出の中、10分ほど質問へお答えをしましたが、「こういう状態ですが治りますか?」とまだまだ続きます。

必ず治りますと、言い切ったほうがいいですか?

 

安心感を得たいための質問だと思いますが、「治るかどうか、結局やってみないとわからない」とお答えし、外出中で予約表もないため明日、電話して欲しいと伝えましたが、電話はありませんでした・・・

 

長い質問をされるケースで「治りますか?」という質問をされる方の場合、「やってみないとわからない、よくならない人もいれば、非常によくなる人もいる」と答えると、ほぼ来院されることはない。

 

ここは、「大丈夫、必ずよくなります!」といった方がいいかもしれませが、そうすると、根拠もなく思い込みと勢いだけで「薬を使わなくても治ります!」という自然療法系の人たちがよくいう内容と同じになるので、言わないようにしている。

 

絶対的な安心感が欲しいと思いますが、やはり、やってみないとわからない。

 

別の方は、ご家族の方たちが、ホームページを読むと抗がん剤の副作用の症状が同じでなので、鍼治療をして欲しいとの電話でした。予約の当日、ご家族が電話で歯医者に連れて行くというのでキャンセル。そういわれると仕方がないのですが、歯医者なら鍼治療の予約を別の日に変更すればいいのですが、たぶん、鍼を受けるのが怖くなったのでないでしょう。

鍼治療への怪しさ?行くのが面倒?

 

また、ご主人がリウマチということで、奥様から電話で予約を入れた方も鍼治療前日、キャンセルの電話。

片道車で2時間以上ということで、1回やってもよくなることはないので、通院できるのか確認したのですが、どうしても鍼治療を受けたいとのこと。

ご本人ではなく、ご家族が予約を入れた場合、ドタキャンが多いので、ご主人は本当に鍼治療を希望されていますか?と念押し。

大丈夫です、鍼治療を受けたいと言っていますと話すので、予約を入れてもらいましたが、前日熱がでたとかでキャンセル。また電話するといいますが、治療を受ける人がご本人ではない場合、その後の予約はほぼありません。

 

 

ご本人が鍼治療の予約を入れたいという電話の場合、「ほんとに効果あるんかいな?」と半信半疑だとしても前日、当日キャンセルということはありません。

「ここまで効果があるとは思いませんでした」と、いわれることが多いので、怪しさ半分と考えていたとお思います。

 

末梢神経障害刺鍼は抗がん剤の副作用に効果あり

 

「末梢神経刺鍼」は、パクリタキセルなどの抗がん剤の副作用による手足のシビレにとても効果があります。

治療を受けてから5年間、足のシビレに悩まされ、歩くのも辛かった方が4回の鍼治療をシビレがとれた方など効果は期待できるのですが、鍼治療を受けないのはもったいないですね。大学でも研究され、効果にエビデンスもあるのですが。

せっかく、抗がん剤の副作用による手足のシビレに鍼治療が効果があることを知ったのに、もったいない話です。

症状をよくする覚悟を持つこと

 

結局、自分次第ですね。治療の選択も自分、せっかくの機会を見逃すのも自分。病気や症状をよくするには、自分自身の覚悟が必要ではないでしょうか?

 

鍼治療を受ければ、よくなる可能性がるるけど、受けなければ、よくなることはなく、そのままです。何も変化なし。ただそれだけです。

 

治すのも覚悟が必要です。

 

 

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医者に鍼灸を受けてもいいか質問することは・・・

鍼灸を受けてもいいか、医者に聞いてから決めます」という質問が時々あります。たぶん、医者なら医療のことを何でも知っていると思うのでしよう。
 
しかし、よく考えてみてください。医者は「西洋医学」の専門家であって「東洋医学」の専門家ではありません。鍼灸治療について質問して知らないんですよね。
 
ふつうの医者は、東洋医学を学んでいません。以前、私の鍼灸院に来院されていた女医さんは、医学部時代に鍼の先生の授業が2時間あったと話していました。その時に実際に鍼を受けたそうです。
 
しかし、それ以来、東洋医学鍼灸を学ぶ機会もなかったので鍼灸治療がどのようなものか詳しくは何も知らないと言っていました。
 
この女医さんのように医学部で学んだという人はとてもレアケースです。ほとんどの医学では鍼灸を学ぶことはありません。特に年配の医者であれば医学生時代にそんな授業はありません。
 
時々、自分で東洋医学鍼灸治療を勉強したという人がいます。私の知り合いの医者も鍼灸学校に入学して勉強したという人がいます。しかし医者であれば、鍼灸学校に行かなくても法律的には、鍼灸治療を行うことが可能です。
 
たとえば、たまたま昼休みに鍼灸治療の本を読み、興味が出たので午後の診療で患者に鍼灸治療をやってみたいと思えば、いきなり行うことができます。
 
でも、誤解がないように、法律的に鍼灸治療ができるのであって、正しく鍼灸治療がではありません。まして、鍼を痛みなく体に刺すという行為は無理でしょう。
 

西洋料理の職人に和食について質問するのと同じ

 
西洋料理の職人に日本食について質問しても的確な答えは返ってきません。パスタの職人に、「パスタ」と「うどん」はどちらがおいしいかと質問しても、パスタだという答えが返ってくるはずです。医者に鍼灸について質問することはこれと同じ事です。
 
最近では風邪にツムラやオオスギ製薬の葛根湯をだす医師も増えてきましたが、これについても、漢方の理論を学んで処方する医師はほぼいません。
 
 
私は医師と一緒に10年間働いてきました。上司の医者は比較的、漢方を多く処方していましたが、東洋医学理論や漢方を学んでいませんでした。
 
通常、医師は製薬会社から渡されるチャート表を見ながら漢方を処方します。チャート表には熱や腫れなどの症状が書いてあるだけです。
 
漢方は「症状」ではなく「証」に対し本来、処方します。(この辺の話は説明するの長くなるので今回は細かくは説明しません)
 
 
 
医者に「鍼灸受けていいですか?」「私の症状には鍼灸は合っていますか?漢方はいいですか?」と聞いても意味がないというか、医者としてプライドがある先生なら「鍼治療は受けるな」といいますよ。
 
患者側としては、もちろん薬を飲んだ上で鍼灸を受けたもよいかの質問だと思いますが、基本的に医者は自尊心が強い方が多いので、怒られるか、鍼灸を否定されるだけです。
 
たまに、医療マニアみたいな医者がいて、鍼灸もカイロも整体も世界中の代替医療を勉強して知識があるという方がいますが、こういう方は普通まずはお目にかかることはありません。
 
鍼灸を受けていいかの質問は医者にしないのが無難ですよ。
 
 

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