氣よし鍼灸院の思うままブログ

大阪吹田市、御堂筋線江坂駅前徒歩2分。痛み・リウマチ、抗癌剤の副作用、突発性難聴、不妊を行う鍼灸院。氣よし鍼灸院のブログ

薬は毒でもり、よくするものでもあり。健康と毒薬

ご存じだと思いますが、薬は『毒』です。

毒も少ない量なら、無効ですが、ある量まで増やせば『薬』になります。

さらに増えていけば、中毒になる。

『中毒』とは、機能症害になるということです。

さらにさらに大量に摂取すれば『致死量』になります。つまり、副作用による障害です。

 

哲学の話になりますが、
弁証法の『量質転化の法則』というものがあります。

「量的な変化が質的な変化をもたらし、質的な変化が量的な変化をもたらす」

人間は量にとらわれて質的な変化を無視したり、質ばかり気にして量的な面を無視しがちです。


言いかえれば、

薬ばかりに頼っていては質的な変化ということが起きます。つまり、薬の量が増えることで体の体質が薬品によって変わり、副作用に苦しんだり、薬の効果がなくなってしまいます。
この状態になれば、薬の量が増えていくばかりです。

 

 

病院勤務10年間の体験で、薬だけに頼り、毎日、点滴ばかり注射ばかりした結果、症状が悪くなるばかりで、健康的な生活からほど遠い状態の患者をたくさん見てきました

薬は適切な質と量が治療のポイントです。

少ない薬の量で最大限の効果を発揮させることが、健康に生きるためのコツになります。

薬は毒です。 適度な量を飲めば薬になる。


しかし、これに頼りきって飲み続ければどうなりますか?
考えた上での治療をお勧めします。

妊活の方、2人、無事妊娠しましたが、目標は出産です。

11月は妊活で来院されているお二人が妊娠。

30代前半と30代後半の方です。

 

お二人とも、今まで何回もチャレンジしても妊娠にいたらないご経験をされているので、少しネガティブな状態でしたが、無事、妊娠。

しかし、妊娠が目標ではありません。出産して我が子を見ることが目標です。

 

当院の方針としては、安定期に入るまで来ていただいていますが、30代後半の方は、胎嚢確認後、つわりがひどくなり、通院がしんどいということで当院の鍼灸は終了となりました。

もう一人の方は、まだ妊娠判定陽性だけなので、安定期まで続けることになりました。

 

30代前半の方は、お一人目の妊活中に通院されていた病院で鍼灸を受けておられ、そこの病院の紹介で当院を受診することになりました。

 

通院されていた病院で、胚移植前に受けていた鍼治療が中髎穴刺鍼。

これは、子宮内膜が薄い方にも効果があるやり方です。

 

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中髎穴刺鍼は、術者が鍼を持ち、雀啄(じゃくたく)というやり方で鍼をズンズンと揺らします。痛みはありません。

 

私が学生時代は、この鍼のやり方は学んでいませんでした。

この10年ほどで、発表された考えです。

中髎穴刺鍼を研究されておられた先生の講義と実技に何回も参加しました。

この鍼ののやり方はテクニックが必要なので、練習が必要です。

 

研究されていた先生が講義の中で、中髎穴刺鍼が正しく患者さんに使用していない先生もいると、嘆いておられました。

 

間違ったやり方は、パルス通電です。

電気刺激と手のズンズンおこなうバイブ刺激はまったく違います。やり方を正しく行わなければ効果はないそうです。

 

「中髎穴刺鍼が不妊、子宮内膜の厚み、子宮に効くのではない、正しいやり方を行ってはじめて効果がある、ただやればいいというものではない」という、某先生の言葉が印象的です。

 

勝手にやってはアカンわけです。

 

ツボに鍼をすればいいというものではありません。

正しいやり方、正しい刺激、刺入の深さを行って、はじめて効果があるというものです。

 

ただ、ツボに鍼をさせばいいというものではありません。

ツボに鍼をするだけなら、素人でもできます。

そんな単純なものでありません。

 

とりあえず、妊娠してよかった。

 

来年1月は胚移植の方が2人おられます。

無事、妊娠するといいのですが。

 

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「うちの子は、心の病じゃない!」めまいは、起立性調節障害(OD)だった

うちの娘は、うつ病とは違う。

中学生の娘さんを持つ母親から鍼治療の問い合わせがあった。

 

朝起きられず、無理に起きようとすると、めまいが立てない状態が3ヶ月前から続いているという。

症状が安定するのはお昼過ぎになるため、学校へは午後からから行っている状態。

放課後はソフトボール部に入り、休まず参加していとのこと。

 

めまいがあるため脳に何か異常をあると思い、病院で様々な検査を受けるが異常なし。

医師から、うつ病精神疾患を疑われメンタル系の薬を処方された。

 

関東から大阪に引っ越して来ら4ヶ月経った頃に症状がでてきたため、医師からは心理的なことが原因で起きていると思われたようです。

しかし、この中学生は関東より関西での生活が合っていたようでした。

「関東ではスクールカーストがあるけど、関西ではないのが驚いた」「同級生や部活でもたくさん友人がいる」と話していました。

 

朝、起きられない、最近、引っ越してきた、部活には真面目に参加。

こういうことであれば、確かにメンタル面の問題を疑われますね。

 

 とりあえず、来ていただき、色々話を聞いてみると分かってきたことがありました。

それは、怪我の病歴です。

 

今は治っていても、過去の怪我は影響する場合が多い

 

基本的に医師は、バックグランドは診てくれません。今の状態を診て判断します。レントゲンやMRIなど検査を行い異常がなければ問題なしとなることが多い。

 

この子は、小学生の頃に女子ラグビーの教室に通っていました。タックルも受けて、首をよく痛めていたそうです。

首の筋肉を触ってみると、むち打ちでよくでる筋肉が、固い状態。

それ以外にもホルモンも影響していると考えられました。

ちょうど、初潮の時期でもあり、まだホルモンのバランスも安定していないと考えられます。

女性ホルモンは、筋肉や靱帯に影響を与えるため、ラグビーで怪我した古傷に影響を与えた可能性があります。

 

考えられる原因をお話しして、鍼治療をスタート。

まだ、中学生なので、鍼の刺激が嫌にならないように、痛みがないか聞きながら鍼治療を行いました。

鍼治療中は気持ちがいいのか、いつもスヤスヤ寝ていました。治療後、目が開いて、頭がスッキリしたと話していました。

 

回数を重ねるごとに、表情もよくなりました。

鍼治療開始、3ヶ月目頃からよくなり、朝、めまいは軽減。

調子がいいので、張り切りすぎて途中で早退もありましたが、4ヶ月もすると、朝、今までのように学校に行けるようになりました。

 

女子中学生のお母さんが、お子さんのことを信じていたのもよかったのではないでしょうか。

また、女子中学生もお母さんも、鍼灸についてもよく理解していただいたのも、治る近道になったと思います。

こちらのアドバイスや治療計画にはすべて受け入れていただきました。

 

大阪には1年間住んだ後、関東に再び戻られました。

関東でも、鍼治療を健康維持のため継続希望されたため、先生を紹介してあげましました。

関東に戻った1年後、無事、希望の高校に進学できたと、お母さんからメールがありました。高校では、元気にスポーツに励み、勉強も頑張っているようです。

 

今まで10代の子供たちを診た中で1番の鍼、東洋医学のファンになってくれた子でした。すごく思い出深い鍼治療でした。

 

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コラーゲン食べて、プルンプルンになるかもしれないけど、顔のたるみはとれない。

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コラーゲンを食べれば、お肌がプルンプル書かれたものをよく目にします。これは本当なのでしょうか?

 

以前から、効かないと思っていました。

 

たんぱく質を食べれば分解され、アミノ酸になりコラーゲンが作られるわけなんで、別にコラーゲン食べなくても、体内でできるものです。

 

もっと患者さんたちに分かりやすく説明できないかなと考えていると、たまたま聞いたラジオで生物学者福岡伸一先生が分かりやすく説明していました。

 

コラーゲンは細胞と細胞のクッションです。また、骨と骨との潤滑剤にもなります。

とても重要なものですが、コラーゲンを摂取しても足りないところを補うことなんかありません。つまり、肌にはりまでません。

 

コラーゲンを食べて、足りない部分を補ってくれるのであれば、髪の毛が薄い人が髪の毛を食べれば、髪が薄い部分を補って髪の毛がフサフサになるということは起きません。

コラーゲンを食べて、お肌プルンプルンになるということは、それと同じことなのです。

これを、『気のせい食品』というそうです。

 

なるほどです。考えていればそうです。「お肌プルンプルン」であって、肌のたるみやシワに効くわけではありません。

「肌のたるみに効果がある」と表記してしまうと、薬事法にひっかかりますからね。

 

 

膝が痛い方の中には、グルコサミン、コンドロイチンを飲んでいる方も多いように思いますが、これも同じで効果はありません。

理屈は、同じことです。足りない部分をダイレクトに補うことはありません。

また、膝の軟骨がそもそもの痛みの原因ではありません。靱帯や筋肉が痛みを感じているわけなので、グルコサミン摂っても効果は感じることは低いと思います。

 

 

ちなみに、美容でコラーゲンクリームで顔をマッサージしても、コラーゲンが体の中に入ることはありません。

皮膚の下には、サランラップのような薄い膜があるため、体内には入ることは出来ません。

もし、コラーゲンが入るのであれば、メイク落としの洗顔石鹸も入ってきますし、泥水を顔にかければ、それも皮膚に入ってきます。

コラーゲンだけを選別し皮膚の下に吸収するという器用なことなどできません。

人間の体は、そんな危険な構造にはできていません。

 

サプリメント、いろいろありますが、気をつけて購入してください。

 

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自然治癒力を当てにするのではなく、自然治癒力に働きかける治療、それが鍼灸

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神田橋先生の本が面白い。

以前参加した天外伺朗氏のセミナーで神田橋先生のことは知りました。

ところで、天外伺朗を知っていますか?ソニーの技術者でCDディスクを作った人です。

ちなみに、天外という名前はペンネーム。

その天外氏のセミナーで話が出てきたのが精神科医の神田橋先生。

天外伺朗氏は神田橋先生の精神科の病院に見学に行ったそうです。その診療見学の間、ずっと涙がでてきたそうです。

セミナーの後、なぜ涙がでたのか質問すると、「あなたも気功をすれば分かる」と言われました。

おそらく「場」の共鳴現象なんだと思います。


天外氏のセミナーで聞いた神田橋先生に興味を持ち、何冊か本を読み、最近面白かったのが、『精神科講義』という本です。
講演会を文章にしているので、非常に分かりやすくて面白い。その神田橋先生の本、治療論からの抜粋。

 

「中井先生(精神科医では超有名 PDSDは先生がひろめた)の言葉で言えば、種を植えて芽が出たので、「早く大きくならんかな」と思って毎日引っ張っていったら枯れた、とかいうようなことです。 せっかくうまく自然治癒が働き始めたのに、「早く、早く」とせきたてられて、駄目になってしまう 」

「それはひょっとしたら、他の身体的治療でもよくあることかもしれません。はやく回復するようにステロイドの量をわあっと増やして、おかしくなったりすることもあるかもしれない」

 

自然治癒力を当てにするのではなくて、自然治癒力に働きかける治療とういものがあるだろうと思います。 これがいちばん高級なの 」


症状がよくなってくると、ついつい「もっとよくなるでは?」と思って、ステロイドを増やしたいという方はおられます。
中には膝に2年間、ステロイド注射をした結果、効かなくなってしまい、ドクターストップがかかり痛みを抑える方法がなくなったので、鍼治療に来たという方もおられました。
よくなるには経過が必要です。 つまり時間です。あせる気持ちはわかりますが、よくなってきた時こそ、慎重に治療をすすめたほうがいいですよ。

自然治癒力を当てにするのではなく、自然治癒力に働きかける治療」

もいい言葉。

自然治癒力のいいところばかり書かれた本も売れていますが、当てにしてはいけません。
症状が強い人は、まずは薬で症状を落ちつかしながら、自然治癒能力を上げることをしなければなりません。
自然治癒力ばかりを頼ってはいけません。

「薬という足したり、引いたりするような治療も、誘惑 という枠組みを設定して使えば、自分で自分の病気について考えてみる、内側を見てみる、感じてみる、薬というのはどんなに効くということを知るというような、本人のなかの今まで発揮されなかったさまざまな力を賦活(活力を与えること)できる。

お医者さんに「きちんと薬をのみなさい」と言われて、だんだん家畜化されていた脳を、心をかな、誘惑して、そして自然治癒能力というものを再賦活することになる」


「誘惑」というのは自然治癒能力を発動するように、誘い出すという意味になります。
予防注射などもそうです。有害な刺激を与えて反発する力を誘い出します。断食療法もこれにあたります。
生体の刺激になるような異常事態を作ることによって自然治癒力の発動を誘惑するのです。
ちょっと薬をやめてみるでしょ。 そしたらあくる日、「眠りが悪かった、薬というのは効いているんだなあ」とか言ったりするこれが誘惑なんだな。
自分で薬や自然治癒力の意味、効果を体で感じて治療することが最大の神田橋先生がいう、「高級」な治療になるんでしょうね。
薬だけ自然治癒力だけに頼っていてはよくなりません。2つを感じて、治療をする必要があるではないでしょうか。

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ニンジンリンゴジュースとかショウガ紅茶とか、色々やりましたよ

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 15年前になると思います。当時は、病気をよくするには食事も重要だと考え、自然療法系の勉強会に参加していました。その手の本も大量に読み、実践していました。

 朝は、ニンジンリンゴジュースやショウガ紅茶。

 よくある間違いは、ニンジンリンゴジュースを飲んでパンを食べたりしている方がおられますが、パンやご飯は食べてはいけません。

 ショウガ紅茶とニンジンリンゴジュースだけです。

 色々本を読みましたが、朝ご飯は食べないという健康法がほとんど。朝は排泄の時間であり食べてはいけないと書かれていましたので、とりあえずは、書かれていたとうり実践していました。

よくある質問として、「朝ご飯は毎朝食べないと集中力が落ちるといいますが?」という質問もありますが、もし集中力を高めたければ、消化に時間がかかる固形物は食べない方がいいと思います。

 固形物を食べるより吸収がはやい『あめ玉』を食べた方が20分で体に吸収され、脳の栄養になりますから。ご飯やお米は胃腸に負担がかからない方が体にはよいと思います。

 その他、朝も昼も果物だけ食べるというものも行いました。これはナチュナルハイジーンという健康法。

 病院で働いていた時でしたが、昼ご飯は近所のスーパーにバナナだとかリンゴを買いに行き、昼ご飯として食べていました。

 色々試してみて自分に合っていたのは、ニンジンリンゴジュースです。これはジューサーで作ります。

 ミキサーではなくジューサーで作ります。なぜミキサーはダメなのかは、果物のカスがいらないためです。絞りカスがあれば胃腸の消化吸収の妨げになるためです。

 

当時はこいうう本も読みました。

 

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私が持っているものは、2003年版ですが、一時絶版で8000円とAmazonで高値がついていましたがまた、今は通常価格で再販されています。

この本に詳しく、ニンジンリンゴジュースのことが書かれていますが、1つ書かれていないことも・・・

それは、尿を飲むことです。

ニンジンリンゴジュースの元ネタは、ゲルソン療法です。ゲルソンといえば、朝に尿を飲むことです。

さすがに、日本ではここは書かれていませんね。

興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか?

 

 こんな感じで当時は実験もかねて、様々な食事法をやってみましたが、今は朝はパンも食べるしご飯も食べるし、ジュースだけ果物だけと、バラバラです。

 体の状態に合わせて、無理せずやっています。


食事だけでは病は治らない


時々薬を止めて、食事療法やサプリメントだけで治そうとする方がおられます。また、そのようなことで治ると煽る人も存在します。

 食事やサプリメントは重要だと考えていますが、それだけではよくなることはありません。健康でいるために必要なものですが、病気になってしまえば薬は必要です。

 私自身、昼ご飯にマクロビ弁当を食べたり、普通の人よりサプリも気をつけて飲んでいる方だと思いますが、これだけでよくなるとは考えていません。健康でいるための1つだと考えています。

 薬で症状を止めれば、自然治癒能力で治そうとする方向に体は向かっていきます。その状態になれば、薬が効きやすい状態も保てるため、たくさん薬を飲む必要はありません。

 私の鍼灸院に来られる患者さんに、この話をすると、「化粧品と同じですね。いい化粧品は日々のお手入れがなければ効果はでません。何もしない状態で使用すると逆によくない場合もありますから」

なるほど。女性らしいたとえですね。お肌の日々のケアがないのに、天然成分の化粧品や高価な化粧品を使っても、下地がよくなければ効果はありませんね。

 サプリメントや食事も同じもの、薬を効きやすくするものであり、健康で生活できるための予防の方法であって、病気を治すものでありません。

 

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江戸時代の家庭の医学を読んで思ったこと

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10年前に買った本ですが、時々パラパラ読んでいます。

確か、初版は限定3000部の販売でしたが、すぐに売れ切れたそうです。

 

この本は「病家須知(びょうかすち)」という江戸時代後期に書かれたものです。。書いた人は、医師、平野元良。

 

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 漢文なので、原文ででは読めませんが、この翻訳版は、原文と翻訳と注訳が書かれているため、誰でも読める構成になっています。

 

この本を分かりやすくいえば、江戸時代後期の家庭の医学というところでしょうか。

 

そのため、内容も専門家というよりも一般の庶民に向けてのものなので、内容も分かりやすく読んでいておもしろい。

 

今から150年以上前に書かれたものですが、今でも十分通用することが書かれています。

 

 

 以下、本からの抜粋

 

 

そもそも心を動揺させる原因は、貪欲の思いが持続し、物を求めて苦しみ、苦労して得れば失わないかとおそれ、失えば腹を立てる。

 

すべて物に心を苦しめた結果である。

 

年月を経て、年をとるに従い、先がわからなくなり、不安が大きくなれば、しだいに食べものの消化をさまたげ、気血の流れもわるくなる。

 

そのため、自分の全身をつかさどる元気が損なわれ、体内の抵抗力が弱まり、外邪の侵入を防ぐ力が弱くなって、外邪が入りやすくなる。

 

そればかりか屈託、腹立ち、片意地、やりっ放しなどが改められず習慣になれば、これが自分の本性であると思い込み、ますますほしいままにするから、病根は深く、どんな治療も効果がなくなってしまう。

 

自分は、今世にいう癇症や癥瘕、すべての不治の病で、その原因を明らかにできないものも、この心がととのわないために薬の効果がないことを知っている。

 

 

 以上、抜粋終了

 

 

なるほど、ようするに、悩み、恐れれば、いつか、不安も大きくなって、胃腸の消化吸収も悪くなって、栄養が上手くとれなくなり病気をしやすくなるということですね。

 

こういうことを改めなければ、病が深くなり薬も効かなくなると書かれています。

 

東洋医学では、怒、喜、思、悲、恐、の五種の感情の変動を「五志」といって、五臓の機能活動と密接に関係していると考えます。

 

五臓というのは、肝、心、脾、肺、腎のことです。

 

よくならないのは、五志が弱っているからです。つまり、怒ったり、悲しんだり、悩んだりしていると、いくらいい薬を飲んでもよくならないということです。

 

 

確かに、薬を飲んでもよくならない人の中には、メンタル、パーソナルな部分が影響しているのではないかと思う方もおられます。

 

別に無理にポジティブにしなくてもいいと思いますが、心に目を向け、心の状態を知ることが重要ではないでしょうか?

 

 

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