その痛み、まだ手はあります。痛み・リウマチ専門鍼灸師

大阪吹田市、御堂筋線江坂駅前徒歩2分。痛み・リウマチ、抗癌剤の副作用、突発性難聴、不妊を行う鍼灸院。氣よし鍼灸院のブログ

抗がん剤の副作用による足のしびれ 末梢神経障害に鍼が効果あり!

抗がん剤の副作用としての末梢神経障害について

抗がん剤治療を受けた患者さんの中には、副作用として「末梢神経障害」が発生することがあります。

末梢神経障害とは、手足の末端にある神経が障害を受けることによって生じる症状のことで、特に足の先や足裏にしびれを感じる方が多くいらっしゃいます。

そのしびれの感覚は、まるで砂利の上を素足で歩いているような違和感が足の裏全体に広がるという形で現れることがあります。

 

この症状は、患者さんによって異なる程度で現れ、人によっては足だけでなく、手の指にも強いしびれを感じる方もいます。

特に手先の細かい動作が難しくなったり、感覚が鈍くなって物をつかみにくくなるケースも報告されています。

また、しびれが発生する頻度としては、抗がん剤治療を受けた方の5~6割といわれており、比較的多くの患者さんに発症する副作用の一つとされています。

さらに、しびれだけでなく、太ももやふくらはぎの筋肉が硬直し、こわばるような症状を伴う方も多くいます。

この足裏のしびれが強くなると、日常生活にも大きな影響を及ぼします。

例えば、エスカレーターや階段の昇降が困難になり、特にエスカレーターに乗る際にバランスを崩してしまう方が多いです。

これは、足裏に力を入れることができなくなるために、しっかりと踏ん張ることができず、後ろに倒れそうになるためです。

転倒のリスクが高くなることで、外出が億劫になり、日常生活の質(QOL)が著しく低下してしまう方も少なくありません。

メチコバールビタミンB12の効果は限定的

末梢神経障害によるしびれは、乳がん卵巣がん胃がん、子宮頸がんなどの治療に用いられる「タキソール系」の抗がん剤によって引き起こされることが多いとされています。

この副作用に対して、西洋医学では一般的に「メチコバールビタミンB12)」が処方されることが多いのですが、実際にはこれが劇的に効くというケースはあまり多くありません。

そのため、しびれの症状が出た患者さんの多くは、医師から処方された薬を飲んでも十分な効果を実感できず、結局どうすることもできずに症状を我慢しているというのが現状です。

鍼治療の有効性とその科学的根拠

このように、西洋医学では十分な治療法が確立されていない末梢神経障害に対して、鍼治療が非常に効果的であるという報告が国内外の研究論文でも示されています。

鍼治療は、しびれの症状を軽減するだけでなく、筋肉のこわばりを和らげ、血流を改善することによって、神経の回復を助ける可能性があります。

ただし、単に鍼を打つだけでは十分な効果を得ることはできません。鍼治療の効果を最大限に引き出すためには、適切な方法で施術を行う必要があります。

具体的には、足の末梢神経が集中しているポイントに鍼を刺し、そこに「パルス通電」と呼ばれる特殊な電気刺激を加えることで、神経の働きを活性化させることが重要とされています。

(このポイントに鍼をするわけではありません)

 

実際にこの治療法を研究されていた医師の方に話を伺ったところ、パルス通電を併用しなかった場合には十分な効果が得られなかったということがわかりました。

そのため、ただ鍼を打つだけではなく、適切なポイントに、正しい方法でパルス通電を組み合わせることが必要不可欠なのです。

治療の頻度と最適なタイミング

鍼治療の頻度については、学会の報告によると、週に1回の治療を7回継続すると高い効果が得られるというデータが発表されています。

ただし、初めて鍼治療を受ける方は、まずは週に1回の治療を4回ほど試してみるのも良いでしょう。

しびれの程度や症状の改善の進み具合を確認しながら、必要に応じて治療回数を増やしていくことが推奨されます。

また、鍼治療は抗がん剤治療の開始と同時に始めることで、より効果が出やすいと考えられています。

しかし、すでに抗がん剤治療が終了してしまった場合でも、ある程度の期間内であれば十分に効果が期待できます。

ただし、抗がん剤治療を終えてから1年以上が経過してしまった場合には、効果が出にくくなることもあります。

そのため、しびれの症状が気になる場合には、なるべく早い段階で鍼治療を試してみることが重要です。

とはいえ、個人差があるため、1年以上経過している方でも改善する可能性はゼロではなく、実際にやってみなければ分からないというのが現状です。

鍼治療を受けられる医療機関の現状

この抗がん剤の副作用による末梢神経障害や手足のしびれに対する鍼治療は、一部の大学病院でも導入され始めており、実際に効果を上げているケースが報告されています。

しかし、現時点では鍼灸院でこの治療を実施している施設はまだ限られているのが現状です。

そのため、鍼治療を希望する場合には、事前に対応可能な医療機関を調べることが必要になります。

今後、より多くの医療機関鍼灸院でこの治療法が普及し、多くの患者さんが適切な治療を受けられるようになることが望まれます。

末梢神経障害のしびれに悩んでいる方は、まずは専門の鍼灸院に相談してみることをおすすめします。

緩和ケアに通院中の方への鍼治療

がん患者さんのご家族から亡くなったとの連絡。
葬儀が終わったので、ご報告とのこと。


医師の見立てから1ヶ月以上、長く過ごされることができました。

 

今から1年前、鍼を受けたいので予約を入れたいという電話がありました。
女性はまだ40歳。緩和ケアに通院しているといわれました。


抗がん剤の副作用か分からないけど手足のしびれがあり辛いという。

タキソール系の抗がん剤を使用すると起きる現象です。


当院では対応しているのでご都合のいい日時に予約を入れていただきました。

初診時、くわしくお話を伺いました。


通院されている緩和ケアは総合病院なので、カウンセリングも含めた様々な治療を受けていると思っていたら違っていました。

 

氣よし鍼灸

診察は5分、痛みを訴えると強力な痛み止めを処方してもらうだけでした。もはや、 検査する必要はないと医師から言われたそうでした。

もうどうすることもできないから、検査する必要もないというのが、医師の言い分らしい。

「状態を診せてください」と言って足や痛みを訴えるお腹まわりを確認しました。
 脇腹にゴムボールのような弾力がある大きなしこりが2つがあり、今のがんの状態を表していました。

「今まで誰も触って診てくれなかったんですよ」あきらめと怒りを感じました。


ぼくは黙って話を聞き、お腹を圧して痛みを感じる箇所を確認していった。 どこを圧しても痛いとはなされる。

 

「わたし、悪くないですか、悪化していませんか?」

 

ぼくは、患者さんの痛みの確認作業だけをして 痛みを軽減させるために、鍼灸でできることを行いました。

 

それを繰り返していると患者さんの頬がほこばらました「嬉しくて」そう言って、患者さんが涙をこぼしていた。

 

ぼくは、よかったですとだけを伝え、肩、腰にも鍼治療を続けながら、鍼灸免許を取得して間もない頃のことを思い出した。

 

20代のぼくは、病院で鍼灸をしていました。


免許を取得して1年も経っていないため担当患者はいませんでした。

 

どのような流れかは忘れましたが、60代の末期がんの患者さんを担当することになりました。


末期のがん患者さんは背中や腰が痛いといわれました。

 

正直、どうすればいいのか分からない。あちこち触診をして痛みの確認をしました。そして、痛みのある箇所に鍼をすると、なぜか効きました。

 

その時も患者さんは、「がんの医者は触りもしなかった、ちゃんと触って診てくれたのは先生だけですよ」と話されました。

 

鍼灸師が、がん患者さんにできることは限られています。鍼灸でがんが治せるとはいいませんが、触診して異常がある箇所に鍼をする。これだけでも十分患者さんは喜んでいただけますし、症状が和らぎます。

 

患者さんの訴えを聴くことも大切な治療の1つだと思います。


治らないと医者から言われていても、でも患者さんは少しでも元気になりたいという希望を持っている人がほとんど。

 

治ると言ってほしいのが本音だと思います。

 

お亡くなりになる2週間前まで鍼灸を受けて、1年間、鍼灸をさせていただきました。
いつも鍼灸を受けるのを楽しみにされていたと、ご家族が話されていました。

ありがたいとしかいいようがありません。

抗がん剤治療による副作用、足のしびれについて

乳癌、卵巣癌、胃癌、子宮体癌で使用される抗がん剤による副作用の1つに、足の裏や手のしびれというものがあります。

多い症状としては、足の裏がじゃり道を歩いているような感覚だったり筋肉痛やこむら返りなどになります。

ひどい方は、足を切りたいほどしびれが出るという方もいます。

抗がん剤の副作用は、パクキタキセル(タキソール系)という抗癌剤を使用した時に現れることが多い。

この手足のしびれは、末梢神経障害といい、5~6割の方に出現すると言われていますが使用した人のほとんどに症状が現れるのが現状です。

治療の回数は海外の論文では週に1回の鍼治療を7回が効果的となっていますが、とりあえず、4回来ていただくことをお勧めしています。

これは4回鍼治療を行っても、何も変化がなければ7回行っても、効果が期待できないためです。

 

乳がん、副作用で足の指が曲がらない

 

現在通院中の乳がんになり、タキソール系の抗がん剤を使用し、1年半の間、足の裏全体にしびれが出ているという方が、4回の鍼治療でしびれが改善しました。

足の指も1年半の間、曲げることができませんでしたが、4回目の治療でしっかり足の指をグーに握れるほどになりました。

 

抗がん剤のしびれ

また、足の指を開けることができませんでしたが、こちらもしっかりできるようになりました。

 

足が開く

この方は、エスカレーターが、怖くて乗れなかったと話されていました。

理由は、足の指の先が動かないので、足先に体重がのせることができないためです。

そのため、後ろに倒れそうになるそうです。

今ではすっかりよくなったので、エスカレーターも怖くないとのことです。

治療は、7回まで続けると希望されているので、あと、2回で終了になります。

 

抗がん剤の副作用で歩けない?手足のしびれに鍼灸ができるサポートとは

抗がん剤の副作用で「歩けない」ほどのしびれに──鍼灸でできること

最近、読売新聞の医療ルネッサンスに掲載された記事を読みました。
テーマは「抗がん剤の副作用による手足のしびれ」。

「手足のピリピリ感は、次第に痛みに変わった。包丁やペンが持てない。
畳を歩いていても、まるで剣山の上のよう。動くこともままならず、家事はほとんどできなくなった」

この「剣山の上を歩くよう」という表現。
それほどまでに、抗がん剤による末梢神経障害(しびれ・痛み)が日常生活を奪うことがあるという現実を示しています。

実際、私の鍼灸院にも、抗がん剤治療後に足の裏が痛くて歩けないと来院される方が少なくありません。
「靴の中に砂利が入っているよう」「足の裏が常に熱い」と訴えられる方もおられます。


抗がん剤の副作用によるしびれと痛み

抗がん剤はがん細胞を攻撃する一方で、末梢神経にも影響を与えることがあります。
その結果、手足のしびれ・痛み・感覚の鈍化といった副作用が出る場合があります。

この症状は「グローブ・ソックス型」と呼ばれ、
手袋や靴下をはいたように指先や足先から現れるのが特徴です。

多くの方は時間の経過とともに少しずつ改善しますが、
なかには3年以上たっても歩くと痛いペンを持つとビリッとするという方もいます。


歩けないほどの痛みを感じる理由

神経はとても繊細な組織で、損傷を受けると修復に時間がかかります。
とくにパクリタキセル(タキソール)やオキサリプラチンといった抗がん剤では、
末梢神経障害の副作用が出やすいことが知られています。

手足の感覚が鈍くなるだけでなく、痛み・しびれ・バランス感覚の低下が起こり、
「立つ」「歩く」「階段を下りる」といった日常の動作がつらくなることもあります。

「足の裏がいつもチクチクしている」
「少し歩くだけで足が燃えるように熱い」
そんな声を、鍼灸院でもよく耳にします。


鍼灸が注目される理由

近年、「抗がん剤の副作用によるしびれを和らげる補助療法」として鍼灸が注目されています。
鍼刺激によって血流を促し、神経の回復をサポートする可能性があると報告されています。

私の鍼灸院でも、抗がん剤治療を終えてから数年経つ方が多く来院されます。
しびれが完全に消えるわけではありませんが、
「夜中のピリピリ感が減って眠れるようになった」
「長く立っても痛みが少し楽になった」
と感じられる方もいます。

研究でも「パルス通電(電気を通す鍼)」を週1回、7回行うことで
しびれが軽減したという報告があります。
軽度の場合は、4回前後で変化を感じる方もいます。


鍼灸は「副作用を防ぐ」ためのケアにも

鍼灸は、抗がん剤の治療を妨げるものではありません。
むしろ、神経のダメージが進む前に併用することで、症状の悪化を防ぐ可能性もあります。

実際、治療の初期から鍼灸を受けていた方では、
「しびれが軽くすんだ」「手足の感覚が保たれた」と話す方もいます。
もちろん、すべての方に効果があるわけではありませんが、
鍼灸が“体の回復を助ける環境づくり”に寄与するケースも多くあります。


まとめ:抗がん剤の副作用に寄り添うケア

抗がん剤の副作用で「歩けない」「足がしびれる」といった悩みは、
多くの方が経験するつらい症状です。

鍼灸は、がん治療そのものを行う医療ではありませんが、
副作用による生活の不調を和らげ、体の回復を支えるケアとして注目されています。

治療後の生活を少しでも快適に過ごすために、
「何かできることはないか」と感じている方は、鍼灸も選択肢のひとつです。


氣よし鍼灸では、患者さんの体調や治療経過を伺いながら、
安全に配慮した施術を行っています。
初めての方でも安心してご相談ください。

▶ 詳しくはこちら(氣よし鍼灸院 公式サイト)


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抗がん剤の副作用、末梢神経障害への鍼治療の予約をドタキャン

今週は2人が予約日の直前でドタキャンでした。

 

ご家族が鍼治療の予約を入れた場合、前日、当日のキャンセルをされる方が多いです。

 

水曜日で午後からはご家族が鍼治療の予約を入れた場合、前日、当日のキャンセルをされる方が多いです。休診で外出していたので携帯への転送で電話に出ると、あれこれ質問ぜめ。

質問内容もいつから癌になったなど発症経緯から話し出す。

 

「鍼をすれば効きますか」こういう質問は、やってみないとわかりません、よくなる人もいれば、ならない人もいる、抗がん剤の副作用の場合、薬の量にも影響します。

今回の方は、抗がん剤をはじめたばかりの方でした。

 

「末梢神経刺鍼」は抗がん剤をする前からすれば一番効果的と研究論文からもいわれていますと説明。


 正直に答えるようにしています、やってみないと分かりません

外出の中、10分間、質問へお答えをしましたが、「こういう状態ですが治りますか?」とまだまだ続きます。

 

治るといった方がいいのか?

 

安心感を得たいための質問だと思いますが、「結局やってみないとわからない」とお答えし、外出中で予約表もないため明日、電話して欲しいと伝えましたが、電話はありませんでした。

 

長い質問をされるケースで「治りますか?」という質問をされる方の場合、「よくならない人もいれば、非常によくなる人もいる」と答えると、ほぼ来院されることはありません。

 

「大丈夫、必ずよくなります!」といった方がいいかもしれませが、そうすると、根拠もなく思い込みと勢いだけで「薬を使わなくても治ります!」という民間療法系の方たちがいう内容と同じになるので、言わないようにしている。

 

絶対的な安心感が欲しいと思いますが、やはり、やってみないとわからないのです。

 

本人が鍼を受けるかを決めないといけない

別の方は、ご家族の方たちが、ホームページを読むと抗がん剤の副作用の症状が同じなので、鍼治療をして欲しいとの電話がありました。

 

予約の当日、ご家族が電話で歯医者に連れて行くというのでキャンセル。

 

そういわれると仕方がないのですが、歯医者なら鍼治療の予約を別の日に変更すればいいのですが、たぶん、鍼を受けるのが怖くなったのでないでしょう。

 

ドタキャンが上がるパターンはご家族

また、ご主人がリウマチということで、奥様から電話で予約を入れた方も鍼治療前日、キャンセルの電話。

 

片道車で2時間以上ということで、1回やってもよくなることはないので、通院できるのか確認したのですが、どうしても鍼治療を受けたいとのこと。

 

ご本人ではなく、ご家族が予約を入れた場合、ドタキャンが多いので、ご主人は本当に鍼治療を希望されていますか?と念押し。

 

大丈夫です、鍼治療を受けたいと言っていますと話すので、予約を入れてもらいましたが、前日熱がでたとかでキャンセル。

 

また電話するといいますが、治療を受ける人がご本人ではない場合、その後の予約はほぼありません。

 

ご本人が鍼治療の予約を入れたいという電話の場合、「ほんとに効果あるんかいな?」と半信半疑だとしても前日、当日キャンセルということはいかがなものなのか。

 

鍼灸抗がん剤のしびれに効果あり

「末梢神経刺鍼」は、パクリタキセルなどの抗がん剤の副作用による手足のシビレにとても効果があります。

 

治療を受けてから5年間、足のシビレに悩まされ、歩くのも辛かった方が4回の鍼治療をシビレがとれた方など効果は期待できるのですが、鍼治療を受けないのはもったいないです。

 

よくするのは自分

結局、自分次第ですね。治療の選択も自分、せっかくの機会を見逃すのも自分。病気や症状をよくするには、自分自身の覚悟が必要ではないでしょうか?

 

鍼治療を受ければ、よくなる可能性がるるけど、受けなければ、よくなることはなく、そのままです。何も変化なし。ただそれだけです。

 

治すのも覚悟が必要です。

女性の多い膝の痛み。膝の痛みが腰や股関節も現れます。鍼灸で全身調整。

日曜日は、母校で開催された鍼灸専門臨床研修会に参加しました。

学校を卒業したOB向けの研修会になります。

毎年参加して8年になりますか、必ず参加するようにしています。

今回は明治東洋医学院の元教員、今は非常勤講師でもあり京都で鍼灸院を開業されておられる宮本先生のは「膝の痛み」の講義でした。

 

膝痛で悩んでこられる方は多いじゃないでしょうか。

実際、有病率は男性27,9% 女性は35,1%と、女性の方が悩んでおられる方は多い。

 

ぼく自身、鍼灸整骨院や病院勤務時代に多く診たのは膝の痛みだったと思います。

しかし、膝痛だけで鍼灸を希望される方は多くはありませんでした。

 

鍼灸院を営んでいる現在は、膝痛だけでは来られた方はおりません。

では、「膝の痛みへの鍼灸は行っていないのか?」というわけではなく、

「膝の痛みと腰痛」や「膝の痛みと股関節痛」や「リウマチによる関節の痛み」(手首、足首、膝関節)で来院される方が多いんです。

 

今回の講義で膝痛が腰や股関節への負担の話がありました。

この症状は多いので、よく治療しましたが今回の講義でより効果的な治療を学びました。

なぜ起きるのか、ある程度は自分でも説明はできましたが宮本先生が発表された論文の内容を学び腑に落ちました。

確かにそれりゃ、負担かかりますよ、納得。

 

膝から足首への負担の話もありました。

ちょうど、来院されているリウマチの患者さんの中に、今回の講義での症例と同じ痛みを訴える方がおられます。

足首の炎症や変形がないので、膝からの負担だとは思っていましたが、こちらも説明がつきました。なるほどです。

今回学んだことを早速やってみよう。これだったら今まで行っていた鍼灸にプラスすることで、より効果的な治療ができます。

 

膝痛というよりは全身への負担ということを深く学ばせていただいた講義でした。

座学、実技合わせて3時間。いつもあっというまに終わります。

 

知識のアップデートは必要だと思うんですが、毎度、参加者が少ないのが気になるな。

特に鍼灸免許を取得して間もない鍼灸師は積極的に講習会に参加した方がいいと思います。

ぼくは鍼灸学校を卒業して25年以上なりますが、当時学んだ内容とは違った新しい考えや鍼灸を学べるので非常に助かる研修会です。

ベテラン鍼灸師も参加するといいんじゃないでしょうか。

 

参加者が少ないのは参加費1万円を払い、日曜日を潰して学ぶのがもったいないのかな・・・・・

わかりませんが。

 

当時学んだ教室も懐かしい。

ここで、鍼灸のイロハを学びました。

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当院は、東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション鍼灸部門からの推薦を受けている鍼灸院です。

東京大学医学部附属病院リハビリテーション部物理療法(鍼灸)部門

 

東洋医学×現代医学』2つの医学の考え方を合わせた鍼灸院です。

鍼灸経験20年以上の実績

病院勤務10年の鍼灸治療の経験

 

 

リウマチの初期だったのに、信じてくれれば悪くならなかったのに

信じてくたら、よかったのに・・・


私の鍼灸院に治療に来てくれた女性のリウマチ患者さんが来られました。

 発病して間もない時期だったこともあり、腫れもなく症状はそれほど悪くありませんでした。

血液検査のデーターは(CRP)正常値、(MMP-3)は74,2。

リウマチ因子は陽性でした。

医師からは手のこわばりがあるため、標準治療をすすめられていました。

 

薬を飲みたくなかったようですが、鍼灸でできること、できないこと、抗リウマチ薬のメリット、デメリット、私が行う今後の治療計画を説明しました。

説明を聞き納得して頂いたので、鍼灸治療をスタートしました。

しかし2回ほど治療を受けた後、来られなくなりました。

 

それから2年後、突然来院されました。

また診て欲しいといいます。

その時は、(CRP) 0,32  (MMP-3) 47,3

アゾラフィンを処方されていました。

 「リウマチの薬は一生飲まなくてはいけない」と、主治医から言われるこに怒られていました。では、病院を変えてみてはどうかと提案しました。

 

「ぼく自身は薬は使い方という考えを持っています」

「リウマチの状態が悪ければ使用しないといけないけど、一生飲むことに対しては否定です」と、説明しました。

すると、次回の予約を入れずに帰られました。

薬を飲まなくしてもリウマチは治るんだ、と言って欲しかと思います。

 

それから2年後、再び来院。

この時は、かなり悪化していました。

CRP)6,38 (MMP-3)496,6

 

手関節の一部は破壊し、腫れもありました。
肩の関節も動きが悪いため、バンザイもできない状態になっていました。

今まで何をしていたか聞いてみると、薬を使わずにリウマチを治す系のセミナーに参加し、主催者が行う治療を受けていたとのこと。

 

ちなみに、このセミナーの主催者は医療系の資格は持っていません。無資格者です。ぼくはこのような人たちを、『素人専門家』とよんでいます。

『素人専門家』というのは怖いもです。基礎医学、生理学を知っていれば言えないこともスラスラ平気で言います。

その主催者の明るい雰囲気や話術にひっかかってしまい、「薬を使わなくてもリウマチは治るんだ」と、信じて関節の破壊が起きてしまいました。

「薬を使わなくても治ります」と、言われたら、薬なんか飲みたくないわけですから飲まずに治るのであればやってみようと思うのも当然なことです。

 

再び診て、現在の状態を説明。
痛みと腫れが4ヶ月以上続き、全身の関節が痛いと話されていました。
これはもう慢性期に突入です。

鍼灸だけでは痛みや腫れを抑えることが難しいため、ステロイド注射をすすめました。

ステロイドを危険な薬と思う人は多いと思います。適切な量を短期間使うなら、とても痛みには有効な薬です。ステロイド薬が問題ではなく、使い方に問題がある薬なだけです。

ステロイド注射で痛みを止めて、そして鍼治療で薬が効きやすい体の状態を作ること、

鍼灸で自律神経を安定しておけば、副作用は軽減できることを話しました。

 

 『ステロイド』という言葉に嫌な顔をされました。

今まで何を言って信じてもらえなかったので、今度ばかりはほっておこうと思いましたが、さすがにそれもできず、根気よく説明しました。

今回は私の考えを受け入れ、医師に頼みステロイド剤を注射しました。

 

その後、痛みはなくなり、日常生活も痛みを感じること無く生活ができると話されていました。

ステロイドは一時的に症状を抑えているだけなので、今度は体の自然治癒を発動される治療、鍼灸をしっかりやっていきましょうと話ました。

治療治療計画を立てましたが、そのとうりには来てくれませんでした。

ステロイドを使って 一時的よくなったことが治ったと思ったのでしょうか?
私がまたまた信じられなくなったのでしょうか?

分かりませんが、数ヶ月後には、さらに症状が悪くなり、今度は生物学的製剤を行うレベルまで悪くなりました。

 

また、また、また、説得です。
今度は、生物学的製剤の使用したほうがよいと話しました。

今回は少し強く説明しました。

ぼくがよく患者さんに紹介する病院を教えてあげて、生物学的製剤をスタートしました。

 

計画どうりに来てくれなかったこともあり、劇的な効果はありませんでしたが、徐々に腫れや痛みは軽減しました。

ある程度の鍼灸での治療計画を説明しましたが、今後のことは、患者さん自身にお任せしました。


いくら言っても聞いてくれない人は聞いてくれません。

行動してくれない人は、ご自身が気がつかなければ無理なんでしょう。6年前に来た時、ちゃんとしていれば、こんなに悪くなっていなかったのにと残念です。

素直に、こちらの話しを聞いてくれた人は、リウマチの状態も安定し減薬もできています。

自己判断、素人専門家の方がぼくよりも信じられるのでしょう。

 

その後・・・

ある日の来院時、ぼくの生まれた生年月日を、しつこく聞いてきました。

なぜですか?と、聞いてみると、

「仕事で必要です」と、小声でいいました。

この患者さん、保険の外交員をされていたので、何かでぼくの生年月日を使いたかったようでした。

「それは、個人情報の勝手な使用ですね、**病院の**副院長にも聞きましたか?」と言うと、無言になりました。

「そうですか、ぼくにだけですか?」

また無言になり、顔がこわばっていました。

 

医者に聞かず、鍼灸師には聞く、どういう神経かはよくわかりませんが、今後の来院はお断りさせていただきました。

頑張って説得しない方がよかったんでしょうかね。

当院の患者さんはみなさん素直でいい方たちなので、非常に珍しい症例でした。

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