正月があけた連休の成人の日に、突然、鞍馬寺に行きたくなり息子と行ってきました。
大阪メトロで淀屋橋に出て、京阪で出町柳駅までバタバタ行き、叡山電鉄に乗り換えガタゴト終点の鞍馬駅に到着。
ここは空気が違いますね。
今ではすっかりスピ系の人たちで有名になりました。
写真に写っていませんが、ここは一番パワーがあるといわれている場所です。
地面に△の模様があり、そこを踏まずに拝むそうです。
鞍馬寺は、深い山の中にあります。
山というものは、昼間でも不思議な体験が起こるといわれています。
特に真夜中の鞍馬寺の修行場では不思議なものに出会うそうです。
不思議な写真も何枚か父親から見せてもらいましたが、がっつり写っていました。
以前、ぼく自身も鞍馬で不思議な体験があったり、父親が連れてきた不思議なものが家にいたり、色々な出来事がありますがまたの機会に書きます。
鞍馬寺の歴史は調べてみると面白い。
以前から仏教では語られない話、金星の話などスピリチュアル好きが飛びつきそうな話内容が境内に書かれていたので不思議に思っていましたが、なるほどね、神智学の影響を受けているですね。
神智学というのは、かんたんには語れません。
興味がある人は、ブラヴァツキー夫人やクリシュナムルティ、シュタイナーを調べてください。
日本の神智学の歴史を学ぶと、今のスピリチュアル思想が浸透した背景など分かるので面白いですよ。
この流れ、1900年からの催眠術のブームから霊学や霊術の研究・運動が行われました。有名なものであれば、福来博士の透視超能力実験、俗にいう「千里眼事件」ですね。
映画「リング」の貞子の母親のモデルにもなりました。
なぜ福来博士がこのこのような実験を行ったかといえば、1900年初めがどのような時代かを考えるとよくわかります。
キューリー夫人のラジウムの発見やマルコーニの無線機の発明、世界のあちこつでは目に見えないエネルギーや電波の発見があったので、福来博士も日本初の新たなエネルギーの発見を目指したんですね。
この透視実験に立ち会った物理学者で東京帝国大学元総長の山川健次郎は、物理学根拠でもって実験がインチキだと説明し、手品の一種だと結論づけました。
しかし面白いのが、山川健次郎が元会津藩の白虎隊の生き残りということです。
最新の文明の武器に負けた者が時代の最先端の物理学を学んだということが、なんだか唸ってしまいます。
鞍馬寺の成り立ちや今のスピリチュアルが市民権を得たこと、御朱印を集める人たちなど、1900年からの時代背景をみつつ、眺めてみるとこれから起こる流れも何となく見えてきます。100年経っても人間やること、そんなに変わっていません。
話が色々な方向に飛びましたが、鞍馬寺の後は一乗寺で途中下車をして恵文社さんに行きました。
ここの本屋さんは、全国でも有名です。
置いてある本のセンスがグッときます。
本のミニコミも含めて、今年の自分の学びのテーマの1つ、「日本人の身体論」に参考になりそうな本を購入しました。
そんで、最後のトリは一乗寺のラーメン街道で。
ラーメン屋だけど唐揚げが最高でした。
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