大学で教員の仕事をしている患者さんと治療中、世間話。
話題は今回のコロナ騒動にによるトイレットペーパーの買い占めの話に。
結局、リテラシー能力の欠如なんだろうなのでしょうね、という話の流れになりました。
普通に考えれば、マスクとトイレットペーパーの材質なんか違うわけだし、ちょっと調べれば、ほとんどが国産ということも分かります。
販売している業界も「在庫は十分ある、デマです」と言っているのに、それでも買い占めをやめないんですね。
ネットニュースでトイレットペーパーが売り切れ、とういう記事を見ていたので、知ってはいましたが、「こんなん信じるアホおらんやろ」と思っていたら・・・
土曜の昼休みにご飯でも食べようと外にでてみたら、トイレットペーパーを持った人ばかり。男性、女性、老人、若者、子供、みんな手にトイレットペーパーを持っていました。
異常な光景です。
今から46年前、昭和の時代と同じデマを信じている人っているんですね。
「これの情報は本当なのか?」と、考えればすぐに分かることなにのに、何も考えられない人までもスマホを持っているものだから、間違った情報が拡散されました。
ぼくはスマホを、「カラシニコフ」のようなものだと、家族にはいつも言っている。
情報を伝えたらアカン人まで何でも伝えることができるツール、銃と同じなんですね。
(カラシニコフを知らない人は、歴史を調べてください)
誰でも扱える銃だから、バンバン被害を大きくさせることができます。
アフリカの少年と同じように子供でも世界に情報を伝えることができます。
コロナについても、ちゃんと自分で調べた人はどのくらいいるのでしょうか。
厚生労働省のサイトを見たほうがいいと話すと、なかには「信じない」という方もいます。たぶん、ダイプリ号での某大臣のツイートが関係していると思いますが、別にすべての厚生労働省の職員のすべてがダメだということもないのに。
基本的に厚生労働省の人たちは、優秀だと思います。
また、ダイプリ号に乗った神戸大学の某先生の本を読んだ人はどのくらいいるのでしょうか!?怖がっているなら読むべきですよ。コロナに限らず、インフルなどの感染症への正しい情報を得ることができます。
感染症に詳しい医者は少ないのに、なぜかテレビでは感染症の専門ではない呼吸器専門の医者が知った顔で話している。 なんかおかしくないか?と、思うのはぼくだけでしょうか。
人がバタバタ倒れる殺人ウイルスではないことも分かってきたのに。
検査してくれと叫ぶ人もなんなんだろうか!?病院に行っても、検査もなく治療もないのに。いったい、何を望んでいるのか?
「少しおかしければ家でじっとしていればよい」と、ある専門家もいっていたが、まったく同じ意見。
症状が悪化している人は、ほどんど高齢者、また疾患ある人でも元気な人なら問題なし。自覚症状が出ていない人がほどんど。
日本が沈静化しても海外で収まらなかったらオリンピックどころではなくなり、開催できなくなると日本経済はどうなんるんだろうか。
数年前からオリンピックの後が困難な時代になると言われていたので、少し早まることになるけど、しっかり考える力、リテラシー力が必要な時代になるのは間違いない。
ある経営コンサルタントが話していましたが、今回のコロナ騒ぎは予行練習と言っていたけど、世の中がどうなるか分かったような気がします。
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氣よし鍼灸院
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