『東洋医学×現代医学』
2つの医学の考え方を合わせた鍼灸院です。
鍼灸経験20年以上の実績
病院勤務10年での鍼灸治療の経験
東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション部鍼灸部門からの推薦鍼灸院
4月は毎年、嫌な記憶がよみがえる季節。
この業界に入ったと同時に鍼灸整骨院で見習いがはじまった。当時、多くの学生は丁稚奉公のようなことをしていました。
鍼灸学校、柔整学校(整骨院の資格)ともに数が少なく、九州、四国、山陰地方には学校がなかったため、鍼灸師や柔道整復師になりたい者たちが、大阪や東京の学校に入学を希望して受験をしていました。
今では、誰でも入れるようになりましましたが、入学倍率は10~20倍。絶望するほどの狭き門でした。
そのため、少しでも早くから鍼灸院や鍼灸整骨院で経験を積んでおきたいという人たちが、入学前から見習いとして働いていました。
ぼくは、運良く1回の受験で鍼灸学校に入学することができました。
入学と同時に、ある人の紹介というか、半分強制的に京都の東山区にある鍼灸整骨院で見習いがスタートしました。
強制的に働くことになった経緯を書き出すと長くなるので、またの機会に書きます。
鍼灸整骨院は、2階が院長の住居で1階が院となっていたました。
ここの院長は白衣を着ずジャージで仕事をしていました。他のスタッフは2人は白衣を着ていました。ここでの仕事は朝の準備と、ひたすら保険請求の用紙にハンコを押す作業。
院長と会話した記憶は、ほぼありません。「これやっておけ」「もっていけ」程度で、雑談も何も話した記憶がありません。
仕事内容も雑用とハンコを押す作業を延々行うだけ、将来まったく役に立ち仕事でもなければ、クリエィテヴのかけらもない作業しかありませんでした。
最初は、根性、見習いだから仕方がないという気持ちで、今は我慢、我慢と仕事をしていましたが、こういうことを何ヶ月もしていると人間、精神が壊れます。
あとで知りましたが、この鍼灸整骨院紹介された人から頼み込まれ、僕を嫌々雇ったとのこと。早く辞めてもらうために、嫌がらせに近い仕事を与えたとの話を他のスタッフから聞きました。
確かに、辞めさしたいから!?と思う出来事はたくさんありました。
最初の給料は、投げつけられ渡されたり。その後は、いつも更衣室にあるピアノの上に給料は置かれていたり。
悔しかったけど、これも修行なんだと、毎日、自分にいいきかせていました。
毎朝1番に鍼灸整骨院に到着し、準備をして待合室の患者さんに大きな声で挨拶。
最初は、顔も見てくれない、挨拶もしてくれず無視する人もいました。それでもめげずに1人1人の顔を見て毎朝挨拶を続けていると、「頑張っているね」と、3ヶ月経った頃から、あれこれ話しかけてくれる人がでてきました。
中には、こっそり商品券などくれる人もいました。
ここで学んだことは、見てくれる人はいるということだけでした。
結局、6ヶ月働きましたが、後に軽いウツになるきっかけにもなりました。
苦労にはやらなくてもいい苦労とやった方がいい苦労があります。ここでの経験は、まったくの無駄ではなかったかもしれませんが、得たもの比べるとダメージが大きかった。
辛抱、我慢という言葉がありますが、辛抱は「辛いを抱える」という意味で、ポジティブなイメージがありますが、「我慢」はひたすら耐える意味で、ネガティブなイメージがあります。
ここでの経験は辛さを抱くというものではなく、我慢でした。我慢のしすぎは精神も体にもよくないことが一番の学びかもしれません。
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当院は、東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション部鍼灸部門からの推薦を受けている鍼灸院です。
東京大学医学部附属病院リハビリテーション部物理療法(鍼灸)部門
■ 鍼灸大学、鍼灸専門学校、有資格者向けの講演活動の実績もあります。
関西医療大学にて東京大学医学部付属病院の鍼灸部門主任の粕谷先生との講演会
明治東洋医学院にて講演
■ 業界紙からの執筆依頼と取材経験もあります。
「難病治療に取り組む鍼灸院」として医道の日本誌に掲載
『医道の日本』誌に論文掲載
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