『東洋医学×現代医学』
2つの医学の考え方を合わせた鍼灸院です。
・鍼灸経験20年以上の実績
・病院勤務10年の鍼灸治療の経験
東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション部鍼灸部門からの推薦鍼灸院
神田橋先生の本が面白い。
以前参加した天外伺朗氏のセミナーで神田橋先生のことは知りました。
ところで、天外伺朗を知っていますか?元ソニーの技術者でCDディスクを作った人です。
ちなみに、天外という名前はペンネーム。
その天外氏のセミナーで話が出てきたのが精神科医の神田橋先生。
天外伺朗氏は神田橋先生の精神科の病院に見学に行ったそうです。その診療見学の間、ずっと涙がでてきたそうです。
セミナーの後、なぜ涙がでたのか質問すると、「あなたも気功をすれば分かる」と言われました。
おそらく「場」の共鳴現象なんだと思います。
天外氏のセミナーで聞いた神田橋先生に興味を持ち、何冊か本を読み、最近面白かったのが、『精神科講義』という本です。講演会を文章にしているので、非常に分かりやすくて面白い。その神田橋先生の本、治療論からの抜粋。
「中井先生(精神科医では超有名 PDSDは先生がひろめた)の言葉で言えば、種を植えて芽が出たので、「早く大きくならんかな」と思って毎日引っ張っていったら枯れた、とかいうようなことです。 せっかくうまく自然治癒が働き始めたのに、「早く、早く」とせきたてられて、駄目になってしまう 」
「それはひょっとしたら、他の身体的治療でもよくあることかもしれません。はやく回復するようにステロイドの量をわあっと増やして、おかしくなったりすることもあるかもしれない」
「自然治癒力を当てにするのではなくて、自然治癒力に働きかける治療とういものがあるだろうと思います。 これがいちばん高級なの 」
症状がよくなってくると、ついつい「もっとよくなるでは?」と思って、ステロイドを増やしたいという方はおられます。- 中には膝に2年間、ステロイド注射をした結果、効かなくなってしまい、ドクターストップがかかり痛みを抑える方法がなくなったので、鍼治療に来たという方もおられました。
- よくなるには経過が必要です。 つまり時間です。あせる気持ちはわかりますが、よくなってきた時こそ、慎重に治療をすすめたほうがいいですよ。
「自然治癒力を当てにするのではなく、自然治癒力に働きかける治療」
もいい言葉。
自然治癒力のいいところばかり書かれた本も売れていますが、当てにしてはいけません。 - 症状が強い人は、まずは薬で症状を落ちつかしながら、自然治癒能力を上げることをしなければなりません。
- 自然治癒力ばかりを頼ってはいけません。
「薬という足したり、引いたりするような治療も、誘惑 という枠組みを設定して使えば、自分で自分の病気について考えてみる、内側を見てみる、感じてみる、薬というのはどんなに効くということを知るというような、本人のなかの今まで発揮されなかったさまざまな力を賦活(活力を与えること)できる。
お医者さんに「きちんと薬をのみなさい」と言われて、だんだん家畜化されていた脳を、心をかな、誘惑して、そして自然治癒能力というものを再賦活することになる」
「誘惑」というのは自然治癒能力を発動するように、誘い出すという意味になります。 - 予防注射などもそうです。有害な刺激を与えて反発する力を誘い出します。断食療法もこれにあたります。
- 生体の刺激になるような異常事態を作ることによって自然治癒力の発動を誘惑するのです。
- ちょっと薬をやめてみるでしょ。 そしたらあくる日、「眠りが悪かった、薬というのは効いているんだなあ」とか言ったりするこれが誘惑なんだな。
- 自分で薬や自然治癒力の意味、効果を体で感じて治療することが最大の神田橋先生がいう、「高級」な治療になるんでしょうね。
- 薬だけ自然治癒力だけに頼っていてはよくなりません。2つを感じて、治療をする必要があるではないでしょうか。
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当院は、東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション部鍼灸部門からの推薦を受けている鍼灸院です。
東京大学医学部附属病院リハビリテーション部物理療法(鍼灸)部門
■ 鍼灸大学、鍼灸専門学校、有資格者向けの講演活動の実績もあります。
関西医療大学にて東京大学医学部付属病院の鍼灸部門主任の粕谷先生との講演会
明治東洋医学院にて講演
■ 業界紙からの執筆依頼と取材経験もあります。
「難病治療に取り組む鍼灸院」として医道の日本誌に掲載
『医道の日本』誌に論文掲載
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