その痛み、まだ手はあります。痛み・リウマチ専門鍼灸師

大阪吹田市、御堂筋線江坂駅前徒歩2分。痛み・リウマチ、抗癌剤の副作用、突発性難聴、不妊を行う鍼灸院。氣よし鍼灸院のブログ

リウマチは安静にしすぎると悪くなる?鍼灸で身体を動かせる状態に戻す

ズル、ズルと足を引きずりながら。
9月から、毎週1回。
名古屋から大阪まで通院してくださっている方がいます。

もともとは遠方ということもあり、
2〜3ヶ月に1回のペースで来院されていました。
ところが、7月頃から急に状態が悪化したとのこと。

前回お会いしたのは6月。
たった1ヶ月ほどで、症状は一気に進んでいました。

 


膝の腫れ、強い圧痛、そして高い炎症反応

診察すると、膝は明らかに腫れ、
触れるだけでも強い圧痛があります。
血液検査でも炎症反応はかなり高い数値。

主治医からは、
「生物学的製剤を使う段階ですね」
そう言われたそうです。


「もしかして、あまり動いていませんでしたか?」

筋肉量が、明らかに落ちていました。

「痛いので、なるべく動かないようにしていました」

多くの方が、同じ判断をされます。
でも、状態によってはそれが逆効果になることもあります。

もちろん、自己判断は危険です。
ですが、この方の場合は──
動いたほうがいい状態でした。


「動くな」と言われて、悪くなるケースもある

実際、最近こんなケースがありました。

30代前半の女性。
医師から「動かないように」と指示され、
安静を続けた結果、

  • 筋力低下

  • 新陳代謝の低下

  • 自律神経のバランス崩壊

が起こり、
最終的にほぼ寝たきりの状態に。

自律神経が乱れ、
交感神経が過剰に働くと、
血管や筋肉は収縮します。

結果、全身の血流が悪くなり、
極端な「寒がり」になります。

その方は、真夏でも
フリースを着ないと眠れない状態でした。


今回の名古屋の方も、同じ流れに入りかけていた

痛い。
だから動かない。

その気持ちは、痛いほどわかります。

でも、
痛いけど、動かす
ここが重要になります。

そのために、まず必要なのは
「動かせる身体」に戻すこと。


関節を動かすために、まず緩めるべきもの

関節そのものではありません。
関節のまわりの筋肉です。

筋肉がガチガチのままでは、
手も膝も、動かせません。

そこで、鍼治療の出番です。


鍼は「刺せばいい」わけではない

鍼をすると、関節周囲の筋肉は緩みます。
ただし、刺激量には明確なコツがあります。

強すぎてもダメ。
弱すぎてもダメ。

そして、鍼治療が最も得意とする分野。
それが──
自律神経の調整です。

 

 

副交感神経を適切に優位にする刺激。
これが入ることで、

  • 筋緊張が抜け

  • 血流が改善し

  • 内臓の働きが上がる

内臓の調子が上がれば、
薬の効き方も変わってきます。

このあたりを詳しく書き出すと、
かなり長くなるので、
気になる方は治療のときに聞いてください。


「寝る」より「座る」

まずは、そこから

名古屋から来られているこの方には、

  • 自宅でできる範囲で動く

  • 寝っぱなしにならない

  • できるだけ「座る時間」を増やす

この3点を徹底してもらいました。

ここで大事なのでもう一度言います。

これを読んで、
「自分も動いたほうがいいのか?」
と感じた方。

自己判断は、絶対にやめてください。

動作には
量・質があります。


3回目で、流れが変わった

3回目の治療が終わる頃には、

  • 痛みは大幅に軽減

  • 動きも明らかに改善

  • 血液検査データも改善傾向

主治医とも相談し、
生物学的製剤は
「もう少し様子を見てから」という判断になりました。

あと1ヶ月ほど経てば、
さらに良くなるはずです。


知識が「回復力」を高めることもある

この方は、リウマチや痛みに対する知識があったこと。
そして、こちらの説明を
素直に受け入れてくれたこと。

それも、回復を早めた
大きな要因のひとつだと思っています。


信じてくれて、ありがとうございます。
あとは、焦らず、
一緒に整えていきましょう。

 

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