氣よし鍼灸院の思うままブログ

大阪吹田市、御堂筋線江坂駅前徒歩2分。痛み・リウマチ、抗癌剤の副作用、突発性難聴、不妊を行う鍼灸院。氣よし鍼灸院のブログ

見た目より硬派な本「だるまん 陰陽五行」 

勉強面で色々と興味があることが増えて、最近、やることが一杯です。


治療以外の勉強は2年前からスタートした西洋哲学関係の学習です。特にヴィトゲンシュタイン実存主義、よく分からないながら、気になるために、勉強を続けています。

 

興味がない人にはどうでもいいことですが、哲学を学んでからは、論理学を学びました。

 

哲学的に自然療法だとか、西洋医学だとか考えていくと、「それっておかしくないか!?」という考えがでてきます。

 

哲学を学んでからは、世の中を見る目は変わりました。

 

それと昨年から開始した、陰陽五行理論から考えた、民俗学、神社仏閣、心理学、哲学、神秘主義、神智学などの学習です。

 

神秘主義や神社仏閣、民俗学が治療に関係するのか?」と思われる方も多いと思いますが、これが多いに関係すると考えています。

 

特に私が数年前から好きなのが、「だるまんシリーズ」

 

 

この本、マンガですが非常に深い本です。横浜で歯医院をされている現役歯科医師が、絵も文章もすべて書かれています。

 

患者さんの治療の合間に書かれているので、次の本が出版されるまでには、時間がかかります。

 

このイラストで誤解されますが、内容は非常に硬派な内容。1回読んだだけでは内容が深すぎて理解できません。

 

フワフワしたスピリチュアルやピカピカ、ワクワク、イキイキ系が好きな人には、
あまりお勧めしません。 本質的な深い話なので、そういうものを期待するならば、
読まないほうがいいです。

 

しかし、そろそろそういう浅いものも卒業して深く知りたい人は、ぜひ手に取って読んでみてください。

 

この世界、偶然では成り立っていません。
そいうことを理解するにもいいんじゃないでしょうか。

 

 

抗がん剤の副作用による、手足のシビレを改善

母校で行われている、鍼灸免許取得者向けの講習会『専門臨床研修会』に参加してきました。

講習会

 

今回は、『末梢神経障害に対する鍼治療』というもの。

 

鍼灸治療は様々なやり方がありますが、この母校で行われている講座は、現代医学に基づいた針治療です。

毎回、学術的な論文や研究データーから最新の鍼灸治療を教えていただいています。

 

病院勤務時代から、がんの痛みや抗がん剤の副作用を軽減を目的とした、鍼治療を行ってきました。

 

担当したガン患者のほとんどはステージ4、余命宣告を受けた方たちでした。

 

当時も今もガン患者への針治療は勉強会や書籍で学んんだやり方で対応していましたが、今回、学んだ方法はとても効果的なやり方です。

 

癌の科学療法、つまり抗癌剤を使用すると足や手に何とも言えないしびれがでてきます。

 

おもな症状は以下の症状です。

 

・砂利道を歩いているような感じになる

・つまづきやすくなる

・小銭がつかめない

・ふくらはぎの違和感、ツッパリ感

・手足のしびれ(手だけ、足だけという人も)

 

 

乳癌の場合で考えると抗ガン剤の、「タキソール」(パクリタキセル)と言われる薬による副作用です。

 

乳がん卵巣がん胃がん、子宮体がんなどによく使用される薬です。

 

この薬を使用すると手や足の指先にしびれが出てきます。

 

小林麻央さんも、この薬の副作用で苦しめられたことが、

ブログに書かれていました。

 

この抗癌剤の副作用に対して西洋医学では、「リリカ」を出します。

あとは、メチコバール、ビタミンB12です。

 

「リリカ」を服用して、指先のしびれが取れるのであれば、服用し続ければいいのですが、思うような効果が出ず、癌患者の半分以上は、副作用も強くでるため飲みたくないと思っているようです。

 

 

抗がん剤の副作用による、末梢神経障害に鍼治療がとても有効的です。

 

実際、大学病院で行っているところもあります。

 

海外の論文にも効果があると、発表されています。

 

今まで、私が行ってきたやり方よりも、抜群に効果がでます。

 

この抗癌剤の副作用によるしびれ(末梢神経障害)の鍼治療の通院回数は、週に1回で7回受けていただくことになります

(データからの通院回数)

 

抗癌剤を受ける前から末梢神経障害への鍼治療を行えば、より効果的です。

 

東洋医学でガンを治すことはできませんが、がんに打ち勝つ力、自己回復能力の手助けはできますし、抗癌剤の副作用による、全身の倦怠感や背中などの痛みを軽減させることは十分可能です。

 

『抗ガン剤の副作用による抹消神経障害』への鍼治療と,全身的な倦怠感を軽減させる治療を抗上手く併用していけば、体の状態もよくなります。

 

抗ガン剤の副作用による、手足のしびれ、違和感、ふくらはぎの痛み、ツッパリ感などで、お悩みの方で、鍼治療を試してみようという方は、お電話ください。

 

相談も受け付けております。

 

勤務していた病院の院長が、がんになった

先日、何だか独立前に勤務していた病院の院長が気になったので、病院のホームページを検索していると、院長の名前で本が出版されていました。

 

本の説明には「末期がんの医師、ステージ4」の文字。まさかと思いましたがAmazonで購入して読んでみると、お世話になった院長の本でした。

 

驚きというか、熱心に働いておられたので、やっぱりなという感情がでてきました。

 

本を読んでいると25年前の面接の時を思い出しました。

 

20代、鍼灸整骨院で働いていた頃でした。

 

毎日、慰安的マッサージばかり。

 

当時、整骨院はリラクゼーション目的の人が多く来院されていました。

 

保険が使えるマッサージ屋といったところでしょうか。

 

安く、たくさん揉んで欲しい人しか来ることはありませんでした。

 

「こんな人たちに、マッサージをするために大金払って学校に通ったわけではない」毎日、そんなことを思いながら働いていました。

 

整骨院では鍼灸やっていましたが、学ぶことはなく将来が見えない状態でした。

 

こんなことを何年もやりたくはない、今後自分はどうなるんだろうかと不安な日々。

ある日、先輩から電話がありました。

 

先輩は病院を辞めて、ある鍼灸院の院長をすることになったため、自分の後を引き継いで欲しいので病院の面接を受けて欲しいという。

 

最初、断りました。自分にはできないと感じたためです。

 

この先輩は優秀な方でした。病院に勤務するには高い知識が必要と感じ、医師と働くことに自信がなかったからです。

 

その後も、何回も面接を受けるべきだと連絡がありましました。

 

あまりにも熱心に電話がかかってくるので、不安を持ちながらも面接を受けることにしました。

 

指定された日に、病院に面接に行きました。

 

ハローワークに求人も出していたようで、多くの人が面接に来ていました。

 

面接の時、院長に「多くの人が面接に来ているけど、Y先生の紹介でもあるし、来週から働いてくれるのなら採用します」と言われました。

 

それはさすがに受け入れることはできない内容です。

 

好きな職場ではありませんでしたが、鍼灸整骨院の院長に対して不義理になります。

 

「今、担当している患者さんを裏切ることになるし、鍼灸整骨院の院長にも大きな迷惑をかけることになるので、それはできません」と断りました。

 

すると、院長は妙に納得し、「なるほど、それはそうですよね、そういうことをしてはダメですよね」と言いながら頷いていました。

 

後で聞きましたが、この一言が決め手になり採用されることになりました。

 

結局、約10年間お世話になり、東洋医学・リハビリ科の主任にもなりました。

 

独立するため、退職の話をしに行った時、「患者さん紹介するよ、応援するから病院の近所で開業してはどう?」と提案していただきましたが、違う場所で勝負したいからとお断りさせていただきました。

 

病院で鍼灸できる環境はなかなかないと思います。

 

100人の鍼灸師がいて10人もいないんじゃないかな。

 

この職場で働いたことがきっかけで、ぼくの人生は大きく変わりました。

 

鍼灸整骨院では診ることがない疾患の方にも、鍼灸治療を行うことができました。

 

ここで働いていなければ、鍼灸まったくできない人になっていたし、開業もしていなかったと思います。

 

院長は呼吸器内科がご専門、そんな院長が肺がん。

 

院長は病状が分かるため自分が専門の分野のがんになりよかったと本に書いていました。

 

脳にも転移している状態で春まで持たないとも書かれていました。

お世話になったとことや感謝の気持ちを院長にメールで送りました。

 

少しででも長く元気でいていただきたいです。

 

 

抗がん剤の副作用による足のしびれ 末梢神経障害

抗がん剤の副作用の1つで、末梢神経障害というものがあります。

 

これは足の先や裏がしびれたり、砂利(ジャリ)の上を歩いているような感覚が足の裏に起きるものです。

 

人によっては、手の指もしびれる方もおられます。

症状の頻度としては5~6割の方に出現し、太ももやふくらはぎの筋肉もしびれと同時にこわばる方も多いです。

 

足の裏のしびれがあると、エスカレーターに乗れないという方も多いです。これは足の裏に力を入れることができないためです。

 

そのため後ろに倒れそうになります。

 

メチコバールはしびれに効かない

 

しびれは、乳がん、卵巣癌、胃がん、子宮頸がんに使用される、タキソール系の薬の副作用で起こる症状です。

 

しびれが出た患者さんに対して西洋医学では、メチコバールビタミンB12を処方されますが、効果はあまり期待できないことが多いです。

そのため、しびれが出ている方はどうすることもできず、我慢しているだけの方がほとんどです。

 

この抗がん剤の副作用による手足のしびれに鍼治療は、非常に効果があり海外の論文でも報告されています。

 

ただ鍼をするだけでは効果はない

 

鍼治療のやり方は、足の末梢神経のポイントに鍼をしてパルス通電というやり方を行います。

 

抗がん剤の副作用によるしびれは、鍼をただ刺しただけでは効果がありません。

 

実際に実験されておられた先生の話でもパルス通電を行わなければ効果が出なかったと話されていました。

 

電気バリ

(このポイントに鍼をするわけではありません)

 

正しいポイントに正しいやり方で鍼をしなければなりません。

 

治療の間隔は、学会の報告では週に1回の鍼治療を7回行うと効果が高いとの報告がありますが、まずは、週に1回の鍼治療をまずは4回行ってみてもよいです。

 

鍼治療のスタートは、抗がん剤治療がスタートしてからが効果的ですが、ある程度、時間が経過したものでも効果があります。

 

ただ、1年以上経過した方には、効果が出ない方もいますが、これは、やってみないと分かりませんので、まずは、週に1回の鍼治療を行ってみてください。

 

この、抗がん剤の副作用による末梢神経障害、手足の痺れに対しての鍼治療は、一部の大学病院でも行われており、効果を上げていますが、まだまだ、鍼灸院で行っているところは、少ないようです。

 

緩和ケアに通院中の方への鍼治療

がん患者さんのご家族から亡くなったとの連絡。
葬儀が終わったので、ご報告とのこと。


医師の見立てから1ヶ月以上、長く過ごされることができました。

 

今から1年前、鍼を受けたいので予約を入れたいという電話がありました。
女性はまだ40歳。緩和ケアに通院しているといわれました。


抗がん剤の副作用か分からないけど手足のしびれがあり辛いという。

タキソール系の抗がん剤を使用すると起きる現象です。


当院では対応しているのでご都合のいい日時に予約を入れていただきました。

初診時、くわしくお話を伺いました。


通院されている緩和ケアは総合病院なので、カウンセリングも含めた様々な治療を受けていると思っていたら違っていました。

 

氣よし鍼灸

診察は5分、痛みを訴えると強力な痛み止めを処方してもらうだけでした。もはや、 検査する必要はないと医師から言われたそうでした。

もうどうすることもできないから、検査する必要もないというのが、医師の言い分らしい。

「状態を診せてください」と言って足や痛みを訴えるお腹まわりを確認しました。
 脇腹にゴムボールのような弾力がある大きなしこりが2つがあり、今のがんの状態を表していました。

「今まで誰も触って診てくれなかったんですよ」あきらめと怒りを感じました。


ぼくは黙って話を聞き、お腹を圧して痛みを感じる箇所を確認していった。 どこを圧しても痛いとはなされる。

 

「わたし、悪くないですか、悪化していませんか?」

 

ぼくは、患者さんの痛みの確認作業だけをして 痛みを軽減させるために、鍼灸でできることを行いました。

 

それを繰り返していると患者さんの頬がほこばらました「嬉しくて」そう言って、患者さんが涙をこぼしていた。

 

ぼくは、よかったですとだけを伝え、肩、腰にも鍼治療を続けながら、鍼灸免許を取得して間もない頃のことを思い出した。

 

20代のぼくは、病院で鍼灸をしていました。


免許を取得して1年も経っていないため担当患者はいませんでした。

 

どのような流れかは忘れましたが、60代の末期がんの患者さんを担当することになりました。


末期のがん患者さんは背中や腰が痛いといわれました。

 

正直、どうすればいいのか分からない。あちこち触診をして痛みの確認をしました。そして、痛みのある箇所に鍼をすると、なぜか効きました。

 

その時も患者さんは、「がんの医者は触りもしなかった、ちゃんと触って診てくれたのは先生だけですよ」と話されました。

 

鍼灸師が、がん患者さんにできることは限られています。鍼灸でがんが治せるとはいいませんが、触診して異常がある箇所に鍼をする。これだけでも十分患者さんは喜んでいただけますし、症状が和らぎます。

 

患者さんの訴えを聴くことも大切な治療の1つだと思います。


治らないと医者から言われていても、でも患者さんは少しでも元気になりたいという希望を持っている人がほとんど。

 

治ると言ってほしいのが本音だと思います。

 

お亡くなりになる2週間前まで鍼灸を受けて、1年間、鍼灸をさせていただきました。
いつも鍼灸を受けるのを楽しみにされていたと、ご家族が話されていました。

ありがたいとしかいいようがありません。

鍼灸師がカタカムナを学ぶ、カタカムナとの出会い

カタカムナ関係の本が数年前から目立つようになってきました。以前は、ほんの数冊あった程度でしたがAmazonで見ると増えています。

 

時代に必要とされているんでしょうか、時代が変わってきたのでしょうか。

ただ、何冊か読んでみましたが希釈された本が多いように思います。作者の主観もあるので、仕方が無いかもしれません。

 

やはり元ネタ、原本を読み込むのがいいと思いますが、ほぼ絶版で入手出来ません。ヤフオク、メルカリ、古本屋で1冊数万円。かなりの高値がついています。

10年ぐらい前に再版されたのですが、その時に購入したものを何冊か持っています。

 

カタカムナ相似象学

宇野多美恵がおられた頃は、原稿用紙2枚(800文字)で、本を購入したい動機など書いて提出しなければ、購入できませんでした。

 

ぼくが購入した頃は、宇野多美恵さんも亡くなられていましたので、普通に購入することができました。(宇野多美恵さんの亡くなり方は不思議なんですよね・・・)

 

友人の本棚で見つけたカタカムナ

 

カタカムナを知ったのは、独立した頃なので今から15年前でした。たまたま友人の鍼灸院を見学していた時に本棚を眺めていると、目がと止まったのが相似象学会誌『相似象』でした。

友人はぼくより5歳年上で学生時代から陰謀論的な話をしていました。当時、そういう話をする人は珍しかったように思います。

その筋の本かと思い、「この本、なんですか?なんかの会報ですか?」 と聞くと、「ええところに目がいったなー」「それは、必要な人にしか届かない本やで、目が行くとはすげーぞー」

あいかわらず、変なこという人やな、と思いつつ詳しく聞いてみると、友人はカタカムナについて話はじめました。カタカムナ人、カタカムナ文明というものが大昔の日本にあったこと。

カタカムナを見つけた楢崎皐月の話が興味深い話です。

 

楢崎が戦時中、旧満州国吉林の地に於いて、製鉄関係の仕事に従事していた折り、現地人の尊敬を一身に集めていた老子の導師 蘆有三老師と親交を重ねていました。

 

その老師の口から「古代中国の四書五経や、素間、霊枢などによって伝わる思想や医学の源は、その当時の日本列島に住んでいた、アシア族という部族から学んだものである。このアシア族は、八鏡の文字を用い、極めて高度の精神文明を持っていたと言われていた。」と教えられたました。

 

敗戦によって日本内地に引き揚げて来た楢崎は、日本の食糧事情解決の為の土地電位の測定を目的として、兵庫県六甲山系の金烏山に野営中、平十字と名乗る不思議な老人から、カタカムナ神社の御神体で、見ると目が潰れるとして密かに伝えられたという巻物を見せられました。

 

この時、彼の頭にヒラメイたのが、蘆有三老師の言葉でした。「もしや此の記号が、あの八鏡の文字ではないか?」と直感した楢崎は、文字とも記号とも解らない八〇ケの渦巻きの記号を、彼の願いを入れて毎晩通って来た平十字の巻物から、二〇日の日数を掛けて写し取ったのです。

 

その後、彼は数十年の努力によって其の解読に成功したのですが、その内容は実に
驚くべき事柄が記されていることが解りました。

 

1カタカムナの記号文字は、従来の定説を破って、明らかに現在のカタカナの起源であると考えられること。カタカムナのウタヒは、古事記の原典そのものであること。宇宙の生成や、生命の発生、消滅の物理が、日本語の四八音、あるいは「ヒフミヨイムナヤコト」の、一から十までの数列に託して完璧に表現されていることです。

 

カタカムナを治療に使えないものか・・・

 

友人の話からカタカムナに興味を持ち、何冊か購入しました。ネットでも鍼灸カタカムナとかのキーワードで調べていると、操体法の医師でもある橋本敬三先生が研究されていたようでした。

 

橋本敬三

特に5巻をよく読まれたらいい。

 

相似象学 5巻

 

こちらも購入して読んでみましたが、う~ん、よく分かりませんね。
何回か読みましたが、すぐに治療に使えるようでもないようです。

 

そうたいほう

 

抗がん剤治療による副作用、足のしびれについて

乳癌、卵巣癌、胃癌、子宮体癌で使用される抗がん剤による副作用の1つに、足の裏や手のしびれというものがあります。

多い症状としては、足の裏がじゃり道を歩いているような感覚だったり筋肉痛やこむら返りなどになります。

ひどい方は、足を切りたいほどしびれが出るという方もいます。

抗がん剤の副作用は、パクキタキセル(タキソール系)という抗癌剤を使用した時に現れることが多い。

この手足のしびれは、末梢神経障害といい、5~6割の方に出現すると言われていますが使用した人のほとんどに症状が現れるのが現状です。

治療の回数は海外の論文では週に1回の鍼治療を7回が効果的となっていますが、とりあえず、4回来ていただくことをお勧めしています。

これは4回鍼治療を行っても、何も変化がなければ7回行っても、効果が期待できないためです。

 

乳がん、副作用で足の指が曲がらない

 

現在通院中の乳がんになり、タキソール系の抗がん剤を使用し、1年半の間、足の裏全体にしびれが出ているという方が、4回の鍼治療でしびれが改善しました。

足の指も1年半の間、曲げることができませんでしたが、4回目の治療でしっかり足の指をグーに握れるほどになりました。

 

抗がん剤のしびれ

また、足の指を開けることができませんでしたが、こちらもしっかりできるようになりました。

 

足が開く

この方は、エスカレーターが、怖くて乗れなかったと話されていました。

理由は、足の指の先が動かないので、足先に体重がのせることができないためです。

そのため、後ろに倒れそうになるそうです。

今ではすっかりよくなったので、エスカレーターも怖くないとのことです。

治療は、7回まで続けると希望されているので、あと、2回で終了になります。