鍼灸と身体を編集して

痛み・リウマチ、抗癌剤の副作用、突発性難聴、不妊を行う鍼灸院。氣よし鍼灸院のブログ

最初の見習い時代の思い出

東洋医学×現代医学』

2つの医学の考え方を合わせた鍼灸院です。

鍼灸経験20年以上の実績

病院勤務10年での鍼灸治療の経験

 

東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション鍼灸部門からの推薦鍼灸

 

 

4月は毎年、嫌な記憶がよみがえる季節。

思い出すのものは、鍼灸整骨院での見習い時代のこと。

 

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この業界に入ったと同時に鍼灸整骨院で見習いがはじまった。当時、多くの学生は丁稚奉公のようなことをしていました。

 

鍼灸学校、柔整学校(整骨院の資格)ともに数が少なく、九州、四国、山陰地方には学校がなかったため、鍼灸師柔道整復師になりたい者たちが、大阪や東京の学校に入学を希望して受験をしていました。

 

今では、誰でも入れるようになりましましたが、入学倍率は10~20倍。絶望するほどの狭き門でした。

 

そのため、少しでも早くから鍼灸院や鍼灸整骨院で経験を積んでおきたいという人たちが、入学前から見習いとして働いていました。

 

ぼくは、運良く1回の受験で鍼灸学校に入学することができました。

 

入学と同時に、ある人の紹介というか、半分強制的に京都の東山区にある鍼灸整骨院で見習いがスタートしました。

 

強制的に働くことになった経緯を書き出すと長くなるので、またの機会に書きます。

 

 

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鍼灸整骨院は、2階が院長の住居で1階が院となっていたました。

 

ここの院長は白衣を着ずジャージで仕事をしていました。他のスタッフは2人は白衣を着ていました。ここでの仕事は朝の準備と、ひたすら保険請求の用紙にハンコを押す作業。

 

院長と会話した記憶は、ほぼありません。「これやっておけ」「もっていけ」程度で、雑談も何も話した記憶がありません。

 

仕事内容も雑用とハンコを押す作業を延々行うだけ、将来まったく役に立ち仕事でもなければ、クリエィテヴのかけらもない作業しかありませんでした。

 

最初は、根性、見習いだから仕方がないという気持ちで、今は我慢、我慢と仕事をしていましたが、こういうことを何ヶ月もしていると人間、精神が壊れます。

 

あとで知りましたが、この鍼灸整骨院紹介された人から頼み込まれ、僕を嫌々雇ったとのこと。早く辞めてもらうために、嫌がらせに近い仕事を与えたとの話を他のスタッフから聞きました。

 

確かに、辞めさしたいから!?と思う出来事はたくさんありました。

 

最初の給料は、投げつけられ渡されたり。その後は、いつも更衣室にあるピアノの上に給料は置かれていたり。

 

悔しかったけど、これも修行なんだと、毎日、自分にいいきかせていました。

 

 

 


毎朝1番に鍼灸整骨院に到着し、準備をして待合室の患者さんに大きな声で挨拶。

 

最初は、顔も見てくれない、挨拶もしてくれず無視する人もいました。それでもめげずに1人1人の顔を見て毎朝挨拶を続けていると、「頑張っているね」と、3ヶ月経った頃から、あれこれ話しかけてくれる人がでてきました。

 

中には、こっそり商品券などくれる人もいました。

 

 

ここで学んだことは、見てくれる人はいるということだけでした。


結局、6ヶ月働きましたが、後に軽いウツになるきっかけにもなりました。

 

苦労にはやらなくてもいい苦労とやった方がいい苦労があります。ここでの経験は、まったくの無駄ではなかったかもしれませんが、得たもの比べるとダメージが大きかった。

 

辛抱、我慢という言葉がありますが、辛抱は「辛いを抱える」という意味で、ポジティブなイメージがありますが、「我慢」はひたすら耐える意味で、ネガティブなイメージがあります。

 

ここでの経験は辛さを抱くというものではなく、我慢でした。我慢のしすぎは精神も体にもよくないことが一番の学びかもしれません。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

当院は、東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション鍼灸部門からの推薦を受けている鍼灸院です。

東京大学医学部附属病院リハビリテーション部物理療法(鍼灸)部門

 

■ 鍼灸大学、鍼灸専門学校、有資格者向けの講演活動の実績もあります。

 

関西医療大学にて東京大学医学部付属病院の鍼灸門主任の粕谷先生との講演会

 

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明治東洋医学院にて講演

 

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平成医療学園にて、鍼灸師鍼灸学生向けのセミナー

 

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■ 業界紙からの執筆依頼と取材経験もあります。

 

「難病治療に取り組む鍼灸院」として医道の日本誌に掲載

 

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 『医道の日本』誌に論文掲載

 

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換気徹底中

 

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亡くなった弟が夢で、先生に鍼治療をしてもらえと言われたので来ました

病院に勤務していた頃、亡くなった兄弟が夢の中で「中島先生に鍼をしてもらえ」と言われたの来ましたという方がいた。

 

この方は、大型トラックの運転手をされていましたが、もともとあった腰痛が悪化し、病院に入院されました。

 

ブロック注射を試しましたが痛みは強くなるばかりで、手術をするということになりました。

 

仕事仲間の多くが腰痛で手術したけどよくならない話を聞いていたため、手術をするかどうか迷っていました。

 

 

嫌だ、嫌だと思っていたある日のこと、夢を見たそうです。

 

「アニキ、痛そうやけど、どうしたんや?」と3年前に肝臓癌で亡くなった妹の旦那さん、義理の弟さんがでてきたそうです。

 

癌で亡くなった義理の弟さんという方は、ご家族からの依頼で私が鍼治療を担当していた方です。

ステージ4の末期癌。余命宣告も受けていましたが、少しでも痛みを和らげて、楽に死ねるように鍼をして欲しいという依頼でした。

 

この癌で亡くなった方も色々な面白いエピソードがあったので、また詳しく書きます。

 

見た夢というのはこういう話です。

 

「おお、タケシか!(仮名)久しぶりやな、腰が痛くてな、手術をするように言われているけど、オレ、手術やりたくないねん、なんとかならんかな」

 

そういうと、「それなら平野にある、みのりクリニックの中島先生に鍼をしてもらえばいい」「よく効く鍼やで!」と言われたそうです。

 

目覚めると朝でした。あまりにもリアルな夢だったので、すぐに妹さんの家に電話をし、予約を入れて欲しいと伝えたそうです。

夢を見たその日のうちに来院。入院していた病院を抜け出して来られました。車椅子でした。

病院なので、まずは院長の診察を受けた後、私が鍼治療を担当するようにしておきますからと、伝えました。

 

 

腰の症状は坐骨神経痛が悪化したようなものでした。

車で片道1時間以上かかるところにお住まいなため、1回でよくなることはないから、通院できますか?と確認しました。

よくなるまで通いますと言われたの、鍼治療をすることにしました。

 

 

鍼治療終了後、「あれ、あれ」「痛みがない」と叫びだしました。

正直、ホンマかいなと思いましたが、なんと、スタスタと車椅子なしで歩きだしました。

 

これには、付き添いのご家族も驚いていました。ご本人は、「やっぱり夢はホンマやったんや!タケシが助けてくれたんや!」と泣きそうな顔で喜ばれていました。

 

 

一番驚いたのは私です。

こんなことがあるんですね。

坐骨神経痛が1回の鍼治療で治ったことが、噂になりこの方の近所の方が一時期、多数私に鍼をして欲しいと来院されました。

 

 

このタケシさん、亡くなる3日前も自転車鍼を受けに来てくれ、亡くなった日も普通に昼ごはんを食べた後、容態が急変してそのまま亡くなられました。亡くなられた日はとても不思議なことがありました。

 

長年鍼治療をやっていると、色々なことに出会います。

基本的には、このような出来事は否定はしませんし、あるだろうなと考えております。

 

こういう体験は色々あり、霊感がある人が来られ、なぜか私の鍼治療で体調がよくなったとか、不思議な出来事は長年の臨床の中で経験しています。

 

また、機会あれば書いていきます。

こういう話が苦手な方は、申し訳ありません。

 

夢に出てこられたタケシさん、生きている時に、「オレはお前の宣伝マンになるからな」と言っていましたが、亡くなっても宣伝していただけるとは、ありがたい話です。

 

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病院勤務時代の末期癌患者への鍼治療の思い出

独立する前、病院で10年間、医者と協力し、鍼治療を行っていました。

何人かの方は、今でも電話あります。

 

 

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(当時の職場、東洋医学・リハビリ科)

 

先日、病院勤務時代に約10年間担当していた患者さんから電話がありました。

何でも、耳下腺に腫瘍ができたため、切除する手術をしてから顔のしびれが出て、口は曲がっってしまったので、これを鍼灸で治せないかという相談でした。

 

実際に診ていないため話を聞く限りでの判断は、顔面神経麻痺のような症状がでているようでした。

 

主治医は、いつかは神経が再生して元に戻るとのことでしたが、3ヶ月、6ヶ月それ以上になるかもしれないとのこと。

 

この症状を鍼灸でよくすることはできないかという相談でした。

 

うちでも診ることはできるけど、以前の職場の病院でも対応しているので、担当医師に相談し、私の後輩に鍼灸をしてもらってはどうか?というアドバイスをしました。

 

 

 

実際に診てみないと、何とのいえないし、間違った判断をしてはいけないので、基本的には電話での細かいアドバイスは行っていませんが、この方は、特別に相談にのりました。

 

それには理由があります。

 

 

 

もう20年以上に前になりますが、私が20代の時、この方の父親のことで相談を受けました。

 

末期の肝臓癌で、あと数ヶ月もてばいいという状態。癌を治すのは無理だと思うけど、痛みを和らげて楽に最後を送ることができないかというものでした。

 

当時、そのような鍼灸のやり方を知らないし、どうすればいいのかサッパリ分かりません。また、責任も大きい。

 

癌の方、しかも末期癌、やったことないので断りましたが、少しでも痛みが取れればいいのでと、お願いされました。

 

「鍼をしている時に、死ぬようなことがあっても裁判しませんから」

 

さすがにここまで言われれば、仕方がありません。院長(医師)に許可をとると、OKだったので、私が鍼灸を担当することにしました。

 

 

 

気性が荒い方だったので、ご家族からは、申し訳ありませんが耐えてくださいと、事前に言われていました。

 

実際、強烈な方でした。

 

私は何を言われても気になりませんでした。鍼灸について、色々言ってくることもありました。「あれやれ、これやれ」などなど。

 

適切な刺激量というものがありますから、たくさん鍼をすればいいというものではありません。こういう場合は、「無理です、できません」と、キッパリお断りしていました。

 

ブツブツ言っておられましたが、やはり、鍼灸についてはこちらがプロですし、すべて受け入れることはできません。

 

逆にそいうことが、信頼される要因にもなりました。

 

 

癌の鍼灸は分からなかったので、母校でお世話になった先生方にアドバイスをもらいにも行ったり、本もたくさん買ったり、本当に色々勉強しました。

 

後にこの経験が、同じく末期癌、余命2ヶ月と宣告された60代の私の母親への鍼治療に役立つことになるとはこの時、まったく思いもしませんでした。

 

 

 

亡くなる1ヶ月前になると、「手を抜いたやろ!」と怒り出しました。

今までとれていた痛みがとれなくなったからです。

 

 

この頃には、リンパ腺にも転移していたため、どうすることもできません。もう時間の問題でした。

 

亡くなる3日前でした。入院先の病院から抜け出してきて、自転車に乗って勤務している病院に鍼を受けにきてくれました。

 

今なら問題かもしれませんが、入院先の病院の医師も先は短いからと、自由にさせていました。

 

「まだまだ伸びる、これで本を買って勉強しろや」と言って、1万円を私に渡しました。

いつもこの方、私に、まだ20代ならこれからドンドン腕は上がるから勉強しろ、ペテン師のような鍼医者になるなと、言っていました。

 

 

 

亡くなる日。

 

昼ご飯を食べたら、鍼に行くからと、言って、うどんを食べた後、急に体調を崩し、しんどいと言って横になった後、お亡くなりになりました。

 

 

 

その日、鍼の予約を入れられていましたので、待っていましたが、予約時間を過ぎてもこない。

 

お律儀な方なので、キャンセルの場合、絶対に電話があるのですがその日は、連絡が無い。

 

おかしいな、と思い、1階にある受付に行くと、入り口の自動ドアがガタガタと開いたり、閉まったりしていた。

 

私が事務事務員に、「何これ?」と話した途端、自動ドアは閉まり、そのままに。

 

「あれ、あれ?」と、受付の事務員。

「さっきまで、開いたり、閉まったり、20分ぐらいずっと」

 

私が来た途端、なおったようでした。

 

 

念のため、自動ドアの会社に電話して、その日のうちに点検してもらいましたが、どこも異常なし。

 

 

その5日後、ご家族が、亡くなったとの報告。

そして、亡くなった日を聞くと、その自動ドアが開いたり、閉まったりしていた時間に亡くなられたとのことでした。

 

こういう話が苦手な方は申し訳ありませんが、私はその時、すごく嬉しかった。

わざわざ挨拶に来てくれたんだと、手を合わせました。

 

 

この方が、よく、「わしは、家族には迷惑かけたから、何かあったら助けてあげてくれ」と言っていました。

 

20年以上経っても、この約束は破れません。

 

律儀な方には、律儀な対応です。

 

 

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 寒いですが、空いた時間に今日も換気。そして、枕、胸当ての消毒。

 

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40代の方から出産報告と鍼灸師のラジオ番組がスタートした話

40代の方で通院されていた方から「無事、出産しました」との電話がありました。 こういう連絡は、いつもうれしいものです。

ぼくの鍼灸院は40代の方が多いのですが、年齢的にも不安も大きかったと思いますが、まずは一安心です。

 

「わざわざ連絡ありがとうございます」と伝えると、「出産したら、必ず連絡しょうと思っていましたので」とのこと。鍼灸していたことを忘れずにいてくれたことも感謝です。

 

昨年の夏、鍼灸を受けてみたいと、ご主人からの問い合わせがありました。

人工授精2回、体外受精2回、行うが妊娠することができず、悩んでいたところネットで鍼灸不妊に効果があると知ったそうです。

 

鍼灸を受けるのは、まったくのはじめて。奥様は鍼灸を受けることについては、了解を得ていますかと尋ねると、大丈夫とのこと。

 

本人ではなく、ご家族からの問い合わせの場合、たまに直前にキャンセルということがあります。嫌々やっても鍼灸の効果は落ちますので、必ず本人の許可を取っているか確認するようにしています。

 

夫婦ともに40代ということもあり、より効果的なものを積極的に取り入れたいということで、「鍼灸とレーザー」を行っている当院を選んでいただけました。

 

初診時は、当院で行っている鍼灸についてのお話、鍼灸の守備範囲をお話し、鍼灸を受けるのが初めての方には、実際に鍼を触っていただいているのですが、みなさん、鍼の細さに驚かれます。

 

 

患者さんから多い質問「他の鍼灸院との違い」

 

初診の方へは「不妊鍼灸」界隈で起きていることもお話させていただいています。 「不妊鍼灸」というだけで、なぜか、施術費用が高額になる鍼灸院もありますが、「なんで、高額になるのか? 」「何が違うのか?」などもお話ししています。

 

この話は、以前ブログでも書きましたので、詳しくはこちらをご覧ください。

http://hhttps://www.kiyoshihari.com/entry/2020/09/24/215158

 

 

 

鍼灸不妊のどういう部分に効果があるのか?

 

先月、10月より私が所属している、日本生殖鍼灸標準化機関(ジスラム)会長である中村一徳先生がメインパーソナリティをつとめるラジオ番組がKBS京都放送でスタートしました。

 

番組名は「ハリある暮らし」です。

詳しくは中村会長のブログをご覧ください。

ameblo.jp

 

鍼灸を受けたことがある人は、まだまだ少ないと思います。鍼灸について詳しく知りたいという方は、KBS京都「ハリある暮らし」をお聴きください。

ジスラムの会員が行っている不妊鍼灸について理解していただけると思います。

 

 

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鍼灸が伝統芸能になってはいけないと思うんですが

僕の鍼灸院には他の鍼灸院から移って来られる方が多い。

 

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最近はリウマチの患者さんたちが、同じ鍼灸院から来られるケースが目立ちます。

通院をやめようと思った理由をたずねると、「痛い部分に鍼をしてくれない」「ぜんぜん関係ない部分に2,3本鍼をして終わり」というものが多い。

 

転院された方の中には、手を動かしたら鍼が抜けたため、先生に伝えると「停滞していた気が通った、体が鍼をはじいたから問題ない」と言われ、「これはアカン」と思い、行くのをやめたと話されていました。

 

このような「いかにも東洋医学」な世界観が好きな人には理解ができますが、一般の人には受け入れられないのではないでしょうか。

 

ダイヤ工業さんの業界向けのしんきゅう新聞で、明治国際医療大学の伊藤先生のコラムが連載されています。最近、読んで深く感銘を受けました。私も納得、これからの鍼灸は「伝統芸能」のようではいけません。

伊藤先生のコラム記事から引用です。

 


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引用スタート

「もの」にならないと世間に認知され、広がることはありません。そのため、大前提として「もの」がきちんと確立しなければ、その先の「こと」はないということです。

鍼灸でいう「もの」は技術であり、その技術の裏打ちとなる診断システムも「もの」に含まれると考えます。しかし、鍼灸における「もの」である診断システムも、それに付随する治療技術も、多様化しすぎて統一されていません。

(ダイヤ工業 しんきゅう新聞2020/09/17 引用)

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この記事にも書かれていますが、患者さんにとっては、どのようなスタイルの鍼灸を受けようとも「鍼灸」という同じカテゴリーになってしまいます。効果がある治療もない治療もすべて同じ鍼灸として見られてしまいます。

 

 

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ぼくの鍼灸院に転院してこられた方も実際、「鍼灸のやり方はどこも一緒」と考えいましたと、話されています。見方を変えれば、「効果のある治療も、ない治療もすべて同じ鍼灸」ということになります。


鍼灸には、様々なやり方があります。 大きく分けて「伝統・古典系」と「現代医学・科学系」の2つです。20代の頃、伝統鍼灸中医学の勉強会に参加していました。実際、臨床でも使っていました。しかし患者の症状によって使い分けをしていました。

 

未病、健康維持の鍼灸であれば、「伝統・古典」でもいいのですが、頭痛、突発性難聴、メニエールのように、症状がでているものには、医学的に関係する部分に鍼をする必要があると考えています。

 

伝統系のやり方の鍼灸院に通院されていた方からよく聞く話は、「全然関係ないところに鍼をされた」「頭痛があるのに、足に鍼を2,3本して終わった」「こういうのが鍼灸なんだと思っていました」

このような鍼灸のやり方が、すべてと思われると少し問題があります。関係ない部分に鍼をするのは、普通の人には理解しがたい世界ですから。

 

このような世界観が好きな人もいますので、これはこれでいいのですが、「医療」となると、これでは問題があるんではないかと思います。

 

 

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引用スタート

痛いところに鍼をするのであればわかりやすい一方で、痛くないところに鍼をする際は、理解できない人にとっては意味が分からないため、道具としての役割さえ理解してもらえません。なぜなら効果が感じられないからです。

 

伝統芸能のような鍼灸」であれば、こういうスタイルでもよいけど、「医療としての鍼灸」でいくのであれば、治療スタイルを考えなければいけないのではないでしょうか。

 

鍼灸を「もの」にしないという選択も我々には可能です。つまり、商品としての価値を高めようとしないという道です。国民の多くが利用する医療としての鍼灸は消失することとなり、好きな人だけが利用する「伝統芸能」になっていくと思われます。

 

鍼灸が「もの」として、世間にどんなイメージを持ってもらうかというブランディングを行わなければ、世間一般に知られる医療にはならず、一部のファンが好む伝統芸能になってしまうわけです、これが「もの」しかできないことなのだと思います。

 

(ダイヤ工業 しんきゅう新聞2020/09/17 引用)

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鍼灸は「医療」ではなく、「東洋哲学」「東洋思想」なんだと、鍼灸師が考えるのであればいいと思います、自由ですから。

 

しかし、本当によくなりない、治りたい、という人にとって、「哲学・思想」で鍼灸をされることは、望まれていないのではないでしょうか。

 

こういう話をすると、業界の人で怒る先生もあいると思います。私も昔、同業者ともめたことがあります。東洋医学的な考えで、病になった背景を考えるのはいいと思います。

 

実際、私も東洋医学の話を患者にすることがあります。しかし、治療のやり方まで東洋思想で行うことには、反対です。

 

鍼灸の科学化、現代医学的に鍼灸を解明していうという話は、今から50年以上前から出ていましたし、議論もされていますが、相変わらず、議論は続いているように感じます。

 

「医療」に求められているのは、医学的、科学的な根拠、再現性です。誰がやっても同じ結果になることです。東洋の神秘でも思想でもありません。それが、鍼灸の発展でもあり、患者のためでもあると思います。

 

東洋思想、陰陽五行思想で人体を考え、手段は、エビデンスに基づいた鍼灸で対応するというのが、西洋医学にマネできない、一つ上のステージに上がった現代鍼灸なのではないでしょうか。

 

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40代の不妊鍼灸、2人方が妊娠

最近、不妊の鍼治療で来院されていた方が、同時に卒業されました。どちらの方も40代。お二人とも特に原因はなく不妊症でお困りの方たちです。

1人の方は、4ヶ月間来られて卒後。もともと他の鍼灸院には1年以上通院されていましたが、なかなか妊娠することができませんでした。

他に何か方法はないかとネットで検索されていた時、当院の低出力レーザー治療と鍼治療との併用していること知って来院されました。

 

低出力レーザーとはこういうのです。

 


大阪 吹田市江坂駅前の氣よし鍼灸院 不妊と低出力レーザー施術

 

  

 

他の鍼灸院の1回の費用がレーザーなし、鍼灸のみで1万5千円という高額。

私の鍼灸院の費用が、レーザーとのセットでも6千円と前の鍼灸院の費用と比べて半以下だったため、「あとから費用が高くなるのでは?」と、疑ったようです。

 

不妊鍼灸が高額な理由

不妊鍼灸だけが1万円以上するのは、ここ5.6年ではないでしょうか。10年前は、5千円前後がほとんどでした。

私が20代の頃は、不妊鍼灸を専門的に行なっている鍼灸院は、聞いたことがありませんでした。

なぜ、高くなったのかは治療院経営コンサルトの影響でしょう。

 

自称コンサルタント鍼灸院を経営しています。治療費は釣り上げて、宣伝広告費をかけて、儲かったことをノウハウにして販売し始めたあたりから、不妊鍼灸の料金だけが高くなりました。

 

 単価上げて、そこでの儲けを宣伝費に使えば、儲かるのはあたりまえです。

鍼灸免許取得して10年も満たない人も治療費を上げ、その売り上げ自慢がはじまりました。

では、安ければいいのか?というのも問題。安くすれば、来院患者は増えますが、その鍼灸院は確実に潰れます。経営はとても大切なことなのですが、単価を上げるというやり方は、どうも自分はやり方が好きではないですね。適正価格というものがありますから。

 

この話を書き出すと、いくらでもかけますが長くなるので、このぐらいにしておきます。

 

まさかの妊娠

 

話が大きくそれましたが、もう一人の40代の方は、当院には3年通院されました。途中、流産などでお休みの期間が何ヶ月間かありましたが、落ち着いたらまた、当院を選んでいただきました。

 

ナイーブな話なので細かくは書きませんが、某病院での鍼治療とレーザーが1万8千円だったこと、その病院での鍼治療の予約が取れないと理由で、私の鍼灸院に来られました。(病院で行う鍼治療とレーザーが高額なのは仕方がないと思います)

 

治療をはじめて5ヶ月たった頃、妊娠し心拍確認もクリアし、あと1週間で当院を卒業という時に流産。

その後もうまくいかないことが続きました。

 

この567騒動で移植は、考えていませんでしたが、卵の保管の更新日が近づいたこと、卵の質も悪いため期待をしてなかったのですが、まさかの妊娠。そしてなんとか持ちこたえ、安定期を迎えて卒業されました。

 

現在、不妊鍼灸の患者さんの中で、一番長い期間通院していただいてので、まずは一安心です。

 

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東大式鍼灸治療の勉強で思ったこと

今日はお盆ですが、先週の土曜日に引き続き東大式の勉強会に参加。

前回は東大病院の鍼灸部門の責任者である粕谷先生が「耳鳴り・難聴・めまい」の鍼灸治療について、今回は病鍼連絡協議会の代表である長谷川先生が粕谷先生の考え方、どのように論文を調べ、それをどのよう鍼灸治療に役立てるのかをレクチャー。

約3時間の講義でした。

 

知らない人もおられると思いますが、東京大学医学部付属病院では鍼灸治療を行っています。もう30年以上なると思います。

 

粕谷先生とは2015年に関西医療大学にて、ご一緒に関節リウマチについての講演をさせていただきました。

 

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東大病院 粕谷先生

 

医療医療

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医療大学 リウマチ講演

こういうご縁を頂いたこともあり、実は私の鍼灸院は東大病院のサイトで推薦できる鍼灸院としてリンクを載せていただいています。

 

acputh.umin.jp

以前は、関東方面にお住まいで1回でも来院された方で継続が厳しい方や私が主催していたセミナーに参加された方で、ご本人がご希望なら、私が直接東大病院の粕谷先生に連絡して紹介させていただくということをしておりました。

 

しかし、今はNHKの『ためしてガッテン』に粕谷先生が出演されてから忙しくなり、新規の患者受付を一時中止していたため、私も紹介は行っていませんでした。(今は受け付けているようです)

 

東洋的古典治療も大切だけど科学の視点も大切

 

鍼灸治療には様々なやり方があります。大きく分ければ古典的なやり方と現代医学的なやり方とに分かれます。古典派というのは、経絡治療、経絡の流れ、気の流れというものを診るやり方であり、現代医学的鍼灸は、解剖学、根拠に基づいたやり方になります。

私の鍼灸院は、基本的には現代医学系の鍼灸治療を採用していますが、時々、古典的なやり方も行います。

どちらがいいとは言いませんが、腰椎の4番、5番に神経根症状があるのに、そこに鍼を打たず手足だけに鍼をして終わりというのは、やはり違うかな?と思います。

 

リウマチの場合も痛みが強い人、長期間の薬の使用で副作用で内臓が弱っている人、薬だけに頼り薬が効きにくい体になった人などでは、鍼治療のやり方が異なってきます。

 

特に痛みが、3ヶ月間続いた方は「閾値の低下」も考えて鍼治療を行う必要があります。閾値を上げるには、パルス通電を行ったほうが効果が高いのは学術的論文から結果がでていることです。

 

また、セロトニンの低下も考えられるため三叉神経へ鍼治療を行うことで、脳内血流量は上がり、痛みは軽減します。

 

線維筋痛症の方へは、古典治療では限界があると思います。このような知識なく鍼を行うことで、より効果的は治療を患者さんへ提供ができるんではないでしょうか。

 

科学で治療か文学で治療か

 

昨日の講義の中で、「文学で治療をするのか科学で治療をするのか」という話がありました。

 

東洋医学は東洋哲学に基づいた治療を行うものと考える方がいると思いますが、「哲学」だけでは体を治すことはできません。『黄帝内経』 『「素問」「霊枢」』は鍼灸師にとって大切なもので、1回でも読んでおいた方がいいと思いますが、これをそのまま現代医療に使うことはできません。

 

東洋医学の数百年前の文献を読み解き、鍼灸治療を行うことも否定しませんが、まずは、現代医学・科学の学びが重要なのではないでしょうか。

 

 

そういえば、寺田寅彦の話の中に「科学と文学」の話があったように思います。文学の目、哲学者の目で医学を見ていくという話です。

 

ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹朝永振一郎の本を読むと文学的な話、描写があり読んでいて面白いものがあります。湯川秀樹は哲学や古典も読み込んでいますから。そこから新発見に繋がることもあったと思います。

 

鍼灸師も東洋哲学、東洋思想的な目で医療を行い、科学的根教に基づいた鍼灸治療を行えば、医者とは違う視点で体を診ることができ、よりよい治療を行うことができるのではないでしょうか。

 

 

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