「主治医に鍼をしてもいいか聞いてOK出れば、また電話していいですか?」
これは、時々ある問い合わせです。
多くの人は、医者はなんでも知っていると思っているんじゃないでしょうか?
鍼灸治療についての基本的な知識を持っていると思う人もいるでしょう。
しかし、ほとんどの医者は鍼灸治療についての知識を持っていません。10人に1人い
ればいい方ではないでしょうか?
そもそも医者は西洋医学の専門家であって、東洋医学の専門家ではありません。
医者に東洋医学や鍼灸について質問するのは、パスタ専門の店主に蕎麦についてどう思うかを聞くようなものです。
麺類は同じですが、西洋食と日本食とは違うわけですから質問に答えれるはずがありません。
「私の主治医は、ツムラの漢方を出すから東洋医学の知識を持っていると思いますが・・・・」
こう思う方もいるでしょう。しかし、多くの医師は、ツムラの漢方を東洋医学の知識を持った上で処方していません。
ツムラの漢方を出している病院は製薬会社から一覧表をもらい、それを見ながら患者さんに処方しています。
表には番号が書いてあり、症状、熱、体格などが書かれています。(東洋医学は体格も重要なんです)
私が10年間、勤務していた病院でも医師は一覧表を見ながら処方していました。
(病院勤務時代の写真。病院の受付スタッフたちと)
勤務していた病院の院長も副院長も東洋医学の勉強はしていませんでした。
症状を診て西洋医学的な対処療法のやり方で漢方を出していました。
東洋医学では、症ではなく、『証』なんですがね。
患者さんからすれば、こういう本を読んで処方していると思うんですが、西洋医学の専門家ですからね。読んでいません。
23年前、私の中医学の師匠が、買っておきなさいとい言った本です。緑の本は1冊1万円でしたが、今でも手元において時々読んでます。
もし、医者が、「鍼治療は受けるな」と言えば、東洋医学・鍼灸を知らないからとりあえず否定をしているんだと思います。
知らないない「知らない」「分からない」と、医者も言えばいいのですが、プライドだか何かの理由でとりあえず、否定しているんでしょう。
西洋医学しか信じない医者も多いですからね。仕方がないかもしれませんね。
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当院は、東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション部鍼灸部門からの推薦を受けている鍼灸院です。
東京大学医学部附属病院リハビリテーション部物理療法(鍼灸)部門
『東洋医学×現代医学』2つの医学の考え方を合わせた鍼灸院です。
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病院勤務10年の鍼灸治療の経験