日曜日は、母校で開催された鍼灸専門臨床研修会に参加しました。
学校を卒業したOB向けの研修会になります。
毎年参加して8年になりますか、必ず参加するようにしています。
今回は明治東洋医学院の元教員、今は非常勤講師でもあり京都で鍼灸院を開業されておられる宮本先生のは「膝の痛み」の講義でした。
膝痛で悩んでこられる方は多いじゃないでしょうか。
実際、有病率は男性27,9% 女性は35,1%と、女性の方が悩んでおられる方は多い。
ぼく自身、鍼灸整骨院や病院勤務時代に多く診たのは膝の痛みだったと思います。
しかし、膝痛だけで鍼灸を希望される方は多くはありませんでした。
鍼灸院を営んでいる現在は、膝痛だけでは来られた方はおりません。
では、「膝の痛みへの鍼灸は行っていないのか?」というわけではなく、
「膝の痛みと腰痛」や「膝の痛みと股関節痛」や「リウマチによる関節の痛み」(手首、足首、膝関節)で来院される方が多いんです。
今回の講義で膝痛が腰や股関節への負担の話がありました。
この症状は多いので、よく治療しましたが今回の講義でより効果的な治療を学びました。
なぜ起きるのか、ある程度は自分でも説明はできましたが宮本先生が発表された論文の内容を学び腑に落ちました。
確かにそれりゃ、負担かかりますよ、納得。
膝から足首への負担の話もありました。
ちょうど、来院されているリウマチの患者さんの中に、今回の講義での症例と同じ痛みを訴える方がおられます。
足首の炎症や変形がないので、膝からの負担だとは思っていましたが、こちらも説明がつきました。なるほどです。
今回学んだことを早速やってみよう。これだったら今まで行っていた鍼灸にプラスすることで、より効果的な治療ができます。
膝痛というよりは全身への負担ということを深く学ばせていただいた講義でした。
座学、実技合わせて3時間。いつもあっというまに終わります。
知識のアップデートは必要だと思うんですが、毎度、参加者が少ないのが気になるな。
特に鍼灸免許を取得して間もない鍼灸師は積極的に講習会に参加した方がいいと思います。
ぼくは鍼灸学校を卒業して25年以上なりますが、当時学んだ内容とは違った新しい考えや鍼灸を学べるので非常に助かる研修会です。
ベテラン鍼灸師も参加するといいんじゃないでしょうか。
参加者が少ないのは参加費1万円を払い、日曜日を潰して学ぶのがもったいないのかな・・・・・
わかりませんが。
当時学んだ教室も懐かしい。
ここで、鍼灸のイロハを学びました。
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youtubeを9年ぶりに再開しました。
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