NPO法人 国際統合医療研究会が主催する『統合医療講演会 in京都』に参加してきました。
会場は京都の城陽の寺田。実家の隣町になりますが大阪からは遠かった・・・
城陽は友人もたくさん住んでいるので懐かしい。寺田は30年ぶりに来ました。
今回講師の1人である、田端俊久先生が話されるというので参加しました。
講演会の1週間前に田端さんからLINEで電話がかかってきました。
「参加されますか?」
「はい、申し込みました!」と、伝えると、顔合わせなどしたいと思いますので、時間をあけておいてとのこと。
統合医療や代替医療については、今から20年前に勉強した時期がありました。
当時は、千島学説、安保・福田理論の研究会の会員になったり、ゲルソン療法やナチュナルハイジーンを実践したり、食育や代替医療のセミナーにも積極的に参加しました。
勉強して思ったことは、「偏ってはいけない」ということでした。
薬を過剰に否定した結果、病が悪化したケースをたくさん見てきました。信じた結果だと思うのですが、バランスというものがある訳です。
薬の否定というものは違うんじゃないかなと学べば学ぶほど思いました。
その頃、不思議に感じたことがありました。
代替医療系、統合医療系の研究会の代表の方が若くして亡くなっていたことです。
「なんで?長生きするんじゃないの?」とかその頃は思いました。ネットでは、殺されたとか陰謀論的な内容が書かれていますが、私が知っている先生(本を何冊も出している方)はアルコールが原因です。もともと肝臓が悪いのも影響しています。
しかし、ググると、「殺されたんだー」「本当のことを言ったから暗殺された-」などなど、色々書かれています。
直接、ご一緒に研究されておられた先生から聞きましたし、たぶん間違いありません。
ここでは詳しくは書きませんが、ウチの鍼灸院に来られた方たちには、質問されれば、知っていることを話しています。
理屈と現実は違います。
代替医療、統合医療の使い方は、ケン・ウィルバーのインテグラル理論を学んで自分の中で答えがでました。
一言でいえば、「発達、発展は含んで超える」すべてはホロン構造です。医療も同じです。これを無視すると上手くいかないように思います。
薬は、植物など自然にあるものから発達、進化したものです。
薬の否定は結局は、薬草など過去の医学、ナチュナルな医学の否定にもなるんじゃないかと思います。
このあたりのお話は、以前、一般向けの健康セミナーでお話ししました。また、youtubeで話したいと思います。
さて、田端さんのお話は、霊気ヒーリングの原点のお話。
田端さんは、2回の末期がんを克服され、坊主としての修行、得度もされておられます。
霊気ヒーリングについてはここでは詳しく書きませんが、日本初のヒーリングで逆輸入として日本に入ってきました。
西洋人が、九字切りや漢字を見たまま解釈したこともあり、正しく伝わっていないじゃないかというお話をされていました。
なので、田端さんは疑問に思い、日本発の霊気を海外に広める活動を今後していき、受けることができる場所も作っていかれるようです。
ぼく自身も2年前から田端さんに教えていただき、学ばせていただいています。
講演会の後、別部屋を取り、講演会では話せない内容を話される予定でしたが、部屋は満員。田端さん、大人気です。
個人的に色々聞きたいことがありましたが、またにします。
今回の統合医療講演会は、田端さん以外は、甲田式健康法を実践されている鍼灸師や食事療法を研究されている医師など食事の話が多かったです。
久しぶりに学んだ感想は、20年前と変わっていないかなと。
粗食、肉を食べない、野菜中心、玄米、有機食材ということは、同じかな。
確かにこれらのことは大切かもしれませんが、偏った結果、症状や病気が逆に悪化したケースも多く診てきました。
上手く、普通の食事とミックスがいいんじゃないかなというのが感想です。
個人的には、質疑応答の時間が1人だけ、まったくないというのは、「なんか一方的ややな・・・、聞きたいことがあったのに・・・」と、思いました。もう少し時間を取ってもよかったんじゃないかな。
と、まあ少し辛口な感想になってしまいましたが、繰り返しになりますが、20年前から学んできて感じたことです。
結局、これが正しいというものはなく、自分自身がよかったものをやればいいんじゃないかなというのが今のぼくの思いです。
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youtubeを9年ぶりに再開しました。
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